反応器・撹拌槽 X Facebook はてブ LINE Pinterest LinkedIn 2023.10.112024.01.29 記事内に広告が含まれています。This article contains advertisements. 槽型反応器の構造をやさしく解説|初心者向けバッチ系化学プラントで使う典型的な反応器(reactor)の構造について解説します。反応器を制するエンジニアは、化学プラントを制すると言っても良いでしょう。それくらいとても重要な装置です。特にバッチでは。習得の順番としては渦巻ポンプの次とな... 圧力容器の強度計算書を一瞬で見抜くためのポイント圧力容器(pressure vessel)のメンテナンスをしていく中で、板厚の管理は非常に重要です。図面と強度計算を眺めつつ、板厚測定に望まないといけません。何も知らない設備の強度計算書を見せられて、「すぐに板厚がどこまで許容できるか判断し... 圧力容器の強度計算は最低ここだけは理解したい圧力容器(pressure vessel)の強度計算を解説します。細かな部分の計算まで含めるとかなり複雑になりますが、オーナーエンジニアでもここは知っておかないといけないという部分を、計算式を交えて解説します。最近では潜水艦の圧壊でも話題に... タンクの設計圧力の設定で注意すべきこと設計圧力(design pressure)は設備の設計で大事な要素ですが、意識することは意外と少ないです。第一種圧力容器や高圧ガスのクラスになって、ようやく考えようという気になります。それ以外の一般的な仕様なら、標準化された寸法で仕様を決め... 安全弁と減圧弁は組み合わせ設計が大事安全弁/減圧弁(Safety valve/Reduce Valve)と関連する圧力設計の基本的な考え方を解説します。安全弁というと化学プラントの主要安全装置の1つで、とても大事なバルブです。一圧・高圧ガスが多い連続プラントなら安全弁は結構真... 10%皿型鏡板の容量計算の公式を手計算で導出してみた今回の記事では、皿型鏡板(head plate)の形状を解析します。化学プラントで非常によく使います。加圧負圧など、大気圧以外の圧力で運転する設備が多いからですね。こういう設備を設置する時は、消防申請など含めて公称容量をしっかり計算する必要... ジャケット形式の設備を化学プラントでよく使う理由ジャケット形式(jacket)について解説します。化学プラントで働いていると、ジャケットという単語を多く耳にします。何となく意味は理解できて、今までそれで問題ない構造だから気を配ることが少ないかもしれません。当たり前のように使っているものこ... ステンレス反応器に求められる特徴と設計の注意点ステンレス反応器について解説します。グラスライニング設備の代わりとして、ステンレス製設備の需要は、化学プラントでは一定量あります。数が少なくて目立ちにくい設備ですが、特徴をしっかり理解していないと、概念設計の段階で詰まってしまいます。機会が... ハステロイ反応器の設備設計で大事な材質選定ハステロイ反応器の設計では材質の考え方が特に大事です。ユーザー側としては、ハステロイの反応器が作れるメーカーにお願いする以上、製作方法などの細かな部分にはほとんど関われません。図面で溶接記号などを細かくチェックすることは勉強にはなりますが、... 撹拌槽の撹拌軸強度計算のかんたんな解説撹拌軸強度計算(strength calculation)について解説します。撹拌槽のような撹拌機を使う設備では、この計算は必須です。計算をせずに安易に撹拌機を付けてしまった結果、撹拌機が折れるというトラブルは続発しました。オーナーエンジニ... 撹拌機の危険速度の考え方撹拌機の危険速度(dangerous speed)について解説します。バッチプラントにあるような撹拌槽であれば、必ずと言っていいほど問題になります。危険速度は、運転方法を大きく左右する重要なことです。何も考えずに運転してしまうと、撹拌軸が折... ミキサーセトラーの構造|連続液体抽出抽出を実現するためのミキサーセトラー(mixer settler)について解説します。抽出とは2つの異なる物体に対して、1つの物体のある成分を別の物体に移す作業です。例えばコーヒーの抽出なんて表現もします。これは固体のコーヒー成分を水である... 水素を使った危険反応を安全に行うための設備上の対策水素(hydrogen)について解説します。水素といえば水素自動車や水素電池でしょうか。理科の実験で行った水の電気分解を思い出す人もいるでしょうね。もちろん化学プラントでも使用します。バッチ系化学プラントも例外ではありません。設備としては特... タンク内の液を気体で押し上げるために必要な設備タンク内の液体は、底バルブから抜き出すのが普通です。重力を使えるからですね。ところが、プラント内の液体ではそれが難しい場合があります。それが圧力容器。オートクレーブの類です。底バルブを付けてしまうと、液が漏れてしまうリスクが高くなるため、底... 濃硫酸設備を設計するときに注意したいこと硫酸(sulfuric acid)を取り扱う設備の設計で、注意したいことを解説します。幅広い設計要素がありますが、重要ないくつかの要素に絞ります。細かい設計は社内標準のような基準化を優先した方が良いでしょう。硫酸という薬液の性質を良く理解し... 苛性ソーダ設備の重要設計ポイントを整理苛性ソーダ(caustic soda)の水溶液を取り使う設備の設計ポイントをまとめました。化学工場で一般によく使われる苛性ソーダ。硫酸と同じかそれ以上に使う機会が多く、設計方法は確定されているはずです。実績がとても多くても増設や更新する機会...