ねおにーーと

運転

化学プラントの合理化をゼロベースで考えるコツ

化学プラントで合理化をゼロベースで考えるコツをまとめました。 すでに決まっていると思われるプロセスでも、安い原料・モル比や温度圧力などのプロセス条件・廃棄物のリサイクル・ユーティリティの削減など、着目できる部分は多いです。 これらを実験や現場での試製造をしながら、最適解を見つけていきましょう。
化学機械

大型設備の台数制御化の検討で大事なこと

大型設備の台数制御化の検討で大事なことをまとめました。 能力検証・メンテナンス体制・費用・設置場所の考えが大事です。 リスクが下がる方向なので台数制御化はおススメですが、コストがアップするなど意外な可能性があります。 検討する要素が多くチャレンジする価値は大いにあるでしょう。
運転

多品種少量生産のバッチ系化学プラントは生産計画が立てにくい

多品種少量生産のバッチ系化学プラントの生産調整は大変です。 販売量の予測がしにくく、在庫調整が大変です。 生産調整をしようとしたらオペレータや関連工場の影響も考えないといけません。 運転トラブルや試製造による余裕を見ておかないといけません。 SDMも変動リスクとしてあり得ます。
運転

粉体製品でちょっとした異物混入でも起きるとこんなに大変

粉体製品で異物混入が起きるとかなり大変です。 ロットの特定をして、場合によっては出荷先まで出向きます。 粉体製品を開封して異物を調べ上げ、原因調査をします。 設備由来の場合は、組み上げて完全回収を目指します。 再発防止対策を取って、ようやく生産再開ですね。
運転

化学プラントで異物混入を防ぐために徹底すべきこと

化学プラントで異物混入を防ぐために徹底するべきことを解説しました。 原料や設備など目視確認が大前提。 持ち込み物の員数管理をして、できれば壁で囲いましょう。 フィルターに異物除去・設備内部の脱落防止を行い、最終的に検査器具を通すようにしましょう。
配管

ゴムホースとフレキシブルチューブを安全に使い分ける

ゴムホースとフレキシブルチューブは似たような用途に使えますが、使い分けはできます。 ゴムホースは耐圧性に不安があるので、水系で開放状態で使いましょう。 フレキシブルチューブは金属被覆を表呪としつつ、付け間違えが起きないように、口径や材質を選びましょう。 どちらも定期交換が必要です。
配管

ガスラインの材質選定を間違えると大事故に

化学プラントのガスラインの材質選定は、間違えると大きな問題になります。 静電気着火のリスクが高いので樹脂配管は止めた方が良いでしょう。 ついつい空気としてライン設計してしまいがちです。 金属配管でメンテナンスを重視するか、高価なライニング配管にするか。 運転や保全の思想と関わってきます。
プロジェクト

バッチ系化学プラントの建設設計だけを考えていると後々困ること

バッチ系化学プラントの建設設計だけを考えると、設備の標準化ができなかったり、1プラントの将来性だけを考えたり、設備の交換ルートを考えなかったり、他プラントのトラブルが反映されなかったりします。 情報の蓄積とアピールが大事ですね。
化学工学

最適保温厚みの計算の現場への応用

最適保温厚みの計算を現場に応用するために、保温単価と熱量単価のパラメータを少し変えてみました。 保温単価<熱量単価であると最適保温厚みが算出されます。逆だと保温厚みが小さいほど有利という結果になります。 最適計算に縛られずに、運転条件の振れを考慮して、余裕を持った設計をしたいですね。
工事

化学プラントでヘルメットが絶対に必要な理由

化学プラントでヘルメットを付ける理由は、歩いている時に配管に頭をぶつける可能性があることが最も大きな理由です。 見学で何気なく立ち入るだけでも危険です。周りをよく見て歩けないとぶつかります。 上から物体や液体が落ちてきたり、工事の足場にぶつけたり、転落転倒する可能性もあり。