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化学プラントエンジニアなら英語が少しできるだけで有利

英語ができると有利 キャリア
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英語のスキルについての考察です。

化学プラントのオーナーエンジニア(plant engineer)では、英語はほぼ使いません。

今後の海外進出がどうなっていくかは不透明ですが、数年で海外展開が急激に進むとは思えないので、日常的に英語を使う環境に変わることはなさそうです。

英語が必要といい始めて30年以上は言われていても、実務ではほぼ使いませんからね。

なら、英語を勉強しなくていいかというと、そうとも言えません。

英語がちょっとでもできると、どういうメリットがあるのかを説明したいと思います。

私はTOEIC700点くらいの英語力で、プラント内ではやや高い方だと言われています。英語力だけで評価が左右されることはありませんが、平均よりやや高い能力が多い方が有利であることは確かです。

会社で認知される

英語ができるということは、噂話レベルで社内でどんどん広がっていきます。

Aさんって英語できるんだって~

すごいですね~

雑談の1話題として使われます。

もともと仕事ができる人であれば「仕事ができれば英語もできる」という印象を持たれることになり、

仕事ができない人であれば「英語ができることは海外に行くチャンスがあるよね」という救いの手的な評価として使われます。

実際に英語で会話している姿を見たことなくても、TOEICの点数だけが独り歩きする世界。

会社でTOEICを受験するなら、その情報は広がりやすいです。

私のように入社前のTOEICの点数だけが、10年20年と話題になる場合もあり、早い段階で少し頑張るだけでも多少意味がありそうですね。

繰り返しますが、TOEICの点数がよかろうが悪かろうが、英語を使う機会がない実務では全く意味はありませんよ(笑)

英語ができるから仕事ができるというわけではない、ということは本当に意識した方が良いです。例えば、工場に配属されたけど工場が嫌だから英語できるアピールをして本社に異動を狙う人はいます。中には工場の人を見下す人が居て、その立場での振る舞いができない人という悪い印象を抱かせてしまう結果になった人も。色々な人と協力して仕事をするという化学会社の基本は忘れないでおきましょう。

海外に行きやすくなる

英語ができるという情報が独り歩きすると、海外に行くチャンスがいきなり広がります。

というのも、エンジニアレベルで海外に行くハードルは思ったよりも低いからです。

ストレス耐性がある人(高い人が最優先)

担当業務の基礎力が平均以上(高い方が好ましい)

健康面で問題ない

英語ができる

できれば30歳以上

これくらいの条件が最初のハードルになります。

オーナーエンジニアは少数精鋭なので、これらの条件を全部満たせる人は数人いるかどうかです。

英語ができなくても海外出向するケースはありますが、能力差や健康差が極端に違わない2人がいたら英語力が高い方が採用される感じです。

海外出向すれば給料はグッと上がるので、年を取りすぎる前に一度は経験してブーストを掛けたいと思うエンジニアは意外と多いですよね。

30歳以上という条件は副次的な条件であって、エンジニアリングの仕事を一通り経験して自分一人で対応できる力があることをほぼ意味します。

弊社では35歳くらいでようやくそのレベルになる感じですけど。

逆に、英語ができるけど海外に行きたくないという場合には、上記条件で何かしら「不可」を付けると良いでしょう。難しいと思いますが・・・。

まれに情報検索

英語ができるということは、情報検索でまれに役経ちます。

ほとんどの情報は日本語でヒットしてしまう現在でも、英語で調べるともっと情報が得られます。

日本語の情報だけで不足してそうで、もう少し情報が欲しいという時に英語が使えます。

エンジニアリング的には化学工学などで、英語の方が役に立つことはあります。

他の人は調べてない部分をアピールできるチャンスかもしれませんね。

頻度は1年に1回も無いレベルなので、ありがたみを感じにくいですけど。

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さらに知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

最後に

化学プラントのエンジニアリングで英語ができる方が有利である理由を解説しました。

英語ができる評価が社内で勝手に認知されていき、海外出向の際にヒットしやすくなります。

たまに情報検索でも使えます。

英語ができることが必須条件ではありませんが、あった方が良いことは確かです。

機会が多いわけでもないので、先に実務を習得してからでも良いと思います。

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