建設

配管

グラスライニングの配管設計はスペーサーによる調整が大事

グラスライニング配管設計で、長さの調整を行うことはごく普通にあります。 通常なら真面目に現場の寸法を測定して、必要な長さを決めて、必要な部材を調達していきます。 ところが、グラスライニング配管は近年ものすごく長納期化していますよね。 配管設...
配管

バルブの漏れはグランドパッキンから|構造を考える

バルブから漏れるということは、運転上起こりえることです。 フランジからの漏れやバルブ内通の方が確率が高いですが、バルブ本体から漏れるという場合は残念ながらあり得ます。 ここで漏れる場所は決まっています。 グランドパッキンです。 なぜグランド...
プロジェクト

プラントなどの建設投資で予算を抑えるために考えること

プラントなどの建設投資で金額を抑えようとすることは、当然のことです。 オーナーズエンジニアは建設初期の検討段階から関わるので、知っておいた方が良いでしょう。 何もない状態から検討を始めようとして、選択肢が多くてどこから手を付けていいか分から...
配管

タンク用シャワーボールの選定で気を付けること

タンク用のシャワーボールについて気を付けることをまとめました。 医薬半導体向けのタンクなど洗浄性が特に要求される場合に、付ける印象が多いです。 もちろん化学プラントでも使う場合があります。 タンク内のいろいろな範囲を洗浄できるので便利に見え...
配管

グラスライニングの閉止フランジを使いますか?

グラスライニング配管のトピックスの1つとして、閉止フランジを考えます。 閉止フランジは盲フランジやブラインドフランジ(BF)などとも呼ばれる、配管末端部に使う閉止板のことです。 例えばバルブから液抜きをするような場所では、バルブの出口に閉止...
土建設計

2階建てと1階建てのどちらがメリットがあるか考えました

化学プラントのような建設に関わっていると、2階建てと1階建てのどちらにするか考えることがあります。 自分で使うわけではないけど、与えられた条件を満たすために設計要素を組み合わせて最適化する。 オーナーズエンジニアの仕事でも、特にやりがいのあ...
土建設計

脚付きタンクの強度計算の考え方|材料力学の応用

タンクや反応器の脚部の計算の考え方を解説します。 ブラケット式ではなく脚式にすることは、結構あります。 この強度計算は実は、ユーザー側にはほとんど知られていません。 昔はちゃんと計算したのでしょうが、数多くの実例があるのでそこから図面をコピ...
計装設計

自動三方弁は便利に見えるが使いどころが難しい

自動三方弁の問題について解説します。 三方弁は流れの方向を2方向切り替えることができる弁です。 バッチ運転のように流れを切り替えながら運転するプロセスには、一見向いているように見えます。 ところが、この弁は実は課題が多く、上手くいかないこと...
配管

二重バルブ+パージバルブが便利な理由

二重バルブ+パージバルブはプラント運転や工事において、とても重要な考え方です。 二重弁もこの考え方にかなり近いです。 ちょっとした気配りですが、これだけで生産ロスを減らすなど効果はあります。 2つセットで認識して現場で使えるようになると、と...
配管

ボールバルブのハンドルは使いにくい

ボールバルブは開閉作業のための専用のハンドルがあります。 メーカーとしては標準的にハンドルを使ってほしいと思って製作しているはずですが、現場レベルではその意図が伝わりません。 確実な開閉をするなら、ハンドルを使う方が安心です。 でも、使わな...