配管 スパイラルダクトを適切に使うための注意点 スパイラルダクトは化学プラントでも使用されます。 空気を送る目的で使えるのですが、意外と使いにくいです。 金額が同程度・耐圧が弱い・設計が不自由という欠点があるので、突発工事に強いというメリットしか私は価値を見いだせていません。 積極的に使っても良いですが、長所短所はしっかり把握してから採用しましょう。 2024.04.08 配管
土建設計 化学プラントの床工事を長期的に削減するコツ 化学プラントの床工事を削減するためには、いくつかのコツがあります。 ビスを止めたり、根太で補強したりして、下の階に足場を付けないことが基本的な考え方です。 柱を予め出しておいたり、吊り耳を付けたりという、細かな配慮も効果的です。 後々のことを考えて、建設時からしっかりしたいですね。 2024.04.04 土建設計
土建設計 プラント工事のコスト削減は土建から 化学プラント工事のコスト削減は土建から考えましょう。 床の取外し枚数をターゲットに、設備の取外しのコストを粗く見積する時の考え方を示しました。 結果的に上から取り出す方が安いというケースが多いですが、床を基準に考えると比較の軸ができあがるでしょう。 2024.04.03 土建設計
配管 フレキシブルチューブと配管の接続の使いわけの基本 フレキシブルチューブの継手はフランジ・ワンタッチ・ねじ込みの3つが基本です。 危険物など漏れを最小化したいときはフランジ、危険物でなく取り外し頻度が高い場合はワンタッチ、振動など折れが気になるときはねじ込みと使い分けています。 漏れや作業性に対するリスクをどうとるかで、どの継手を選ぶか変わります。 会社や工場によって結構変わると思います。 2024.03.30 配管
配管 ゴムホースとフレキシブルチューブを安全に使い分ける ゴムホースとフレキシブルチューブは似たような用途に使えますが、使い分けはできます。 ゴムホースは耐圧性に不安があるので、水系で開放状態で使いましょう。 フレキシブルチューブは金属被覆を表呪としつつ、付け間違えが起きないように、口径や材質を選びましょう。 どちらも定期交換が必要です。 2024.03.17 配管
配管 ガスラインの材質選定を間違えると大事故に 化学プラントのガスラインの材質選定は、間違えると大きな問題になります。 静電気着火のリスクが高いので樹脂配管は止めた方が良いでしょう。 ついつい空気としてライン設計してしまいがちです。 金属配管でメンテナンスを重視するか、高価なライニング配管にするか。 運転や保全の思想と関わってきます。 2024.03.16 配管
プロジェクト バッチ系化学プラントの建設設計だけを考えていると後々困ること バッチ系化学プラントの建設設計だけを考えると、設備の標準化ができなかったり、1プラントの将来性だけを考えたり、設備の交換ルートを考えなかったり、他プラントのトラブルが反映されなかったりします。 情報の蓄積とアピールが大事ですね。 2024.03.14 プロジェクト
配管 化学プラントの工事で起こりやすい品質トラブル 化学プラントの工事で起こりやすい品質トラブルをまとめました。 配管のトラブルが多く、ボルトナットが混入したりガスケットが間違っている問題が多いです。 逆勾配や中心がズレている配管は、チェックが難しいです。 錆の混入や部品の入れ忘れは頻度が少ないが大きな問題になりやすいです。 2024.03.09 配管
配管 【実践】タンク底の分液配管の弁と計器の組み合わせ例 タンク底の分液配管の弁と計器の組み合わせ例を解説しました。 覗き窓を通して液を送るだけではなくて、導電率計・密度計や流量計を付けたりします。 交換のためにバルブを付けると安心感が上がります。 洗浄は覗き窓を中心に上側と下側の2パターンがありますので、分けて考えましょう。 2024.03.05 配管
配管 今さら聞けないバイパス配管ラインの基本 バイパスラインの基本と、バッチ系化学プラントでの使い方を紹介しました。 ストレーナ・ポンプ・流量計などは使い方が結構難しいです。 逆止弁やスチームトラップは、運転上・保全上必要となります。 標準的にとりあえず付けていても良さそうですが、実際に使うかどうかは別問題ですね。 2024.03.04 配管