ねおにーーと

化学工学

手動分液を実現するための化学プラント設備構成

分液(liquid separation)を化学プラントの設備で実現する方法を解説します。タンク内にある2種類の液(例えば水と油)をそれぞれ分けるための方法です。反応物の洗浄などの工程のために分液操作を行うことは、特にバッチ系の運転では多い...
保全

動バランス調整が回転機器の整備で大事な理由

動バランス(dynamic balance)について解説します。化学プラントの回転機器でたびたび話題になりますが、何を行っているか意外と分かりにくいものです。理論的な部分は除いて、概要だけを説明したいと思います。動バランスを取らないと振動が...
化学機械

グラビティコンベアによるドラム缶搬送の設計例

グラビティコンベア(Gravity conveyor)について解説します。工場で世間一般にもっとも使われているコンベアをイメージすると良いでしょうか。とてもシンプルな構造です。化学プラントでもドラム缶・フレキシブルコンテナなど様々な重量物を...
配管

窒素配管を危険物タンクに接続する2パターン

窒素(nitrogen)の危険物容器周りでの使い方をいくつか解説します。窒素は化学プラントではとても大事な物質です。引火性の危険物に対する保安目的で、非常に多くの場面で登場します。危険物を扱う場所ではとりあえず窒素を入れていれば良いだろう。...
化学工学

湿度の概念は建屋の空調設計に使います

湿度(humidity)について解説します。天気予報でなじみがありますが、どういう意味なのかということ意外と知らないと思います。熱中症の問題でも湿度が付いて回りますし、工場でも湿度と格闘している人もいると思います。湿度は実は化学工学の調湿と...
工事

熱中症を化学プラントの工事現場で起こさないために

熱中症(heatstroke)について化学プラントの工事現場で配慮すべきことをまとめます。今でこそ熱中症に対して問題視する会社は多いですが、10年も前にはまだこの意識が少なかった会社も多いでしょう。弊社もそんな感じでした。化学プラントで熱中...
保全

TBMとCBMのどちらを選びますか?|化学プラントの場合

TBMとCBMの使い分けについて私なりの考え方を紹介します。化学プラントのような設備産業と言われる設備では、設備のメンテナンスはとても大事です。メンテナンス方法としてTBM・CBM・BMという3つの指標を使い分けますが、この中でもTBMとC...
化学機械

シールポットで危険物タンクを安全に扱うコツ

シールポット(Seal pot)は化学プラントでよく使う安全装置です。構造も機能もシンプルで、信頼感があります。危険物タンクのシール以外にも、水シールの原理はいろいろな目的で使えます。シールポットの構造もいくつかのパターンが考えられ、単純な...
材料

グラスライニングvsフッ素樹脂ライニング

グラスライニング(glass lining)とフッ素樹脂ライニングは化学プラントの高耐食性材料として多用します。ところでこの2つをちゃんと使い分けしていますか?どちらでも大丈夫、という使い方をしていることが多いでしょう。この2つの材料で選択...
材料

SS400とSUS304|化学プラントの2大材質

SS400とSUS304の材質(material)を、化学プラントでどう使い分けるか解説します。耐食性があるかどうかで使い分けるのだから、簡単でしょ?そう思われるかもしれませんが、実は化学プラントでの使い分けパターンはいくつもあります。その...