電気設計

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プラントの危険区域の精緻な設定方法を少し計算してみた

プラント内における危険区域の精緻な設定方法に関するガイドラインを少し検討してみました。内容物や運転条件による部分は多いですが、非防爆設備の使える範囲は広がっています。詳細検討に時間が掛かるので気おくれしている人もいらっしゃると思いますが、それなりの余裕を見ても5mもあればかなりの条件で包含できる気がします。
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モーターの端子箱にケーブル繋がらない問題

モーター端子箱にケーブルが届かないという問題は、設備更新で起こりえます。端子箱の向きが変わらないように図面・現場を見たり電気エンジニアに確認しましょう。ケーブルの余裕があればこういう気配りは不要になるので、建設時に考えていても良いかもしれません。
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化学設備でインバータ駆動を選ぶ時はここに注意!

化学プラント向けの設備でインバータ駆動はかなり一般的になってきました。インバータって言うと何となくすごい、何かとんでもないことをやってくれる、というのが私のイメージ。機械設備の動力として、使用する側にとっては非常にありがたいです。そんなイン...
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ポンプで発生するエネルギーロスの全体像

電気設備のエネルギー変換効率(energy loss)について化学プラントの場合を解説します。CO2・省エネルギー・カーボンニュートラルと単語がいろいろありますが、基本となるのはエネルギー。化学プラントでは膨大なエネルギーを使います。その大...
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静電気は目に見えないからこそ化学プラントでは怖い

静電気(static electricity)の基本の部分を解説します。静電気は化学プラントでは広く知れ渡っている、技術的な知識。とても大事な考え方です。対策ばかりに目が行きますが、基本はしっかりおさえておきましょう。機械エンジニアは設備を...
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電動機の立場から見たプロセス設備の設計

ポンプの設計を中心に化学プラントの負荷について電動機(motor)側から見てみようと思います。機械系エンジニアならポンプの設計を、プロセス条件から検討します。設備に求められるポンプ仕様が決まって、それを実現するための電動機を決めるという流れ...
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電気系統を変電所からプラント設備までざっくり解説

電気系統(electrical system)についてのお勉強です。電気は物が動くところなら、どこでも使うといって良いでしょう。化学プラントを動かすためには必須のエネルギーです。機械エンジニアとしては電気のことなんて知らないとは言えません。...
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電気料金のかんたんなしくみ|化学プラント

工場向け電気料金(electric fare)の簡単な仕組みについて解説します。経理的な話になって機電系エンジニアとしては敬遠しがちの分野。電気料金の話だから電気エンジニアだけが考えればいい!こんな機械系エンジニアもいます。とはいえ、電気料...
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照明だけで化学プラント内の雰囲気は変わります

工場の照明(illumination)について解説します。何気なく使っている照明。暗くなれば電気を付ければ良い、というくらいに考えるでしょう。装置や配管だらけでストリップ工場の真昼でも暗い場所があるのが、化学プラントの特徴です。実は電気代的...
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蓄電池を化学プラントの機械系エンジニアの範囲内で解説

蓄電池(battery)について解説します。蓄電池とは電気エネルギーを化学エネルギーに変えて蓄えておき、必要に応じて電気エネルギーに変換して利用できる装置です。特に直流電源用として鉛蓄電池とアルカリ蓄電池に分類されます。機械系エンジニアとし...