バルブ X Facebook はてブ LINE Pinterest LinkedIn 2023.10.142024.10.07 記事内に広告が含まれています。This article contains advertisements. 手動弁・バルブの種類と特徴|化学プラント初心者向け化学プラントでオペレータが操作をするものと言えば、バルブ・手動弁(manual valve)。 バルブは色々な種類があり、色々な業界で色々な使い方をします。 何となく使っているかもしれませんが、最適な使い道があります。 機械系エンジニアとし... 手動弁の種類を選ぶ時の基本的な考え方手動弁(manual valve)の基本型式の選び方を解説します。 化学プラントでは多くの手動弁・バルブを扱います。 種類が多くと悩むのが人間。 化学プラントのように投資金額が高く、買って失敗したらダメージが大きいものは、買う前にしっかり考... ボールバルブとグローブバルブのどちらを使えばいいか悩む場面ボールバルブとグローブバルブのどちらを選ぶのか悩む場面はあります。 たいていの場合はボールバルブで上手くいきますが、低温・高温や高圧など条件が厳しい時にはグローブバルブを選ぶ方が上手く行きやすいです。 標準化されている場合も多いでしょうが、それぞれのラインでボールとグローブのどちらをなぜ選んでいるかが言語化できれば、その工場でのプラント設計や改造を自由に行えるでしょう。 バルブの面間とプラントメンテナンスへの影響バルブの面間はできるだけ同じにしたいと思っています。 運転メンテナンスに影響します。 設備の予備と同じ考えで、バルブも予備や代替可能ということは、ユーザーにとっては非常に大事です。 特定の会社に依存することは危険ですね。 バルブの漏れはグランドパッキンから|構造を考えるバルブから漏れるということは、運転上起こりえることです。 フランジからの漏れやバルブ内通の方が確率が高いですが、バルブ本体から漏れるという場合は残念ながらあり得ます。 ここで漏れる場所は決まっています。 グランドパッキンです。 なぜグランド... 二重バルブ+パージバルブが便利な理由二重バルブ+パージバルブはプラント運転や工事において、とても重要な考え方です。 二重弁もこの考え方にかなり近いです。 ちょっとした気配りですが、これだけで生産ロスを減らすなど効果はあります。 2つセットで認識して現場で使えるようになると、と... ボールバルブのハンドルは使いにくいボールバルブは開閉作業のための専用のハンドルがあります。 メーカーとしては標準的にハンドルを使ってほしいと思って製作しているはずですが、現場レベルではその意図が伝わりません。 確実な開閉をするなら、ハンドルを使う方が安心です。 でも、使わな... 【当たり前】バルブは便利だけど怖いバルブは当たり前のように使っていますが、開閉が簡単にできるという装置は化学プラントでは非常に怖いものです。 内通のように一定確率で起きるものもあれば、忘れというヒューマンエラー、動かないという故障など装置であるがゆえに考えないといけないことがあります。 身近な手動弁こそ、しっかり考えておきましょう。 逆止弁の典型4種類|配管初心者向け逆止弁(check valve)の種類とラインについて解説します。 逆流は化学反応を伴うプラントではとても危険なことで、できる限り防ぎたいと考えます。 手動のバルブの開閉だけだと人が間違える可能性がある。 自働のバルブだと投資が高いし、動力... 逆止弁は気休めと心得る逆止弁は気休め程度に考えるのが良いです。 完全に逆流を止めるには、測定計器と自動弁を使ったり、ラインを切り離すという古典的な手法にしましょう。 逆止弁は作動時間差があり、自動で開し、詰まり、抵抗となります。 抜けなくなったり壊れたりします。 破裂板を安全弁代わりに使う理由破裂板(rupture disk)について解説します。 バッチ系化学プラントで、破裂板をどんな風に使うか紹介します。 安全弁と同じく、圧力容器の圧力開放装置として、保安装置の1つに位置付けられます。 安全弁を付ける機会の方が圧倒的に多いので... 破裂板と安全弁の組み合わせの典型例破裂板も安全弁は化学プラントの反応器向けの安全装置として一般的です。 安全にかかわる装置だからいっぱい付けた方が安心だろう、と思うかも知れません。 しかし付け方を間違ってしまうと、かえって問題になることもあります。 安全装置だからシンプルに... 空気弁の構造を化学プラントエンジニアは知らない空気弁(air valve)の構造や使い方について解説します。 世間一般には使われているのですが、化学プラントでは意外と使われません。 そのためか、化学プラントの機電系エンジニアでも意外と空気弁の存在を知らない人が居ます。 構造はかなり単純... スチームトラップはディスクとフロートの2つでOKスチームトラップ(steam trap)について解説します。 スチームの凝縮ドレンを適切に排出することで、熱交換の障害を無くす装置です。 省エネ・カーボンニュートラルで話題となるスチーム。 せっかくエネルギーを使って生成したスチームを無駄に... スチームトラップ周り配管の組み方3例スチームトラップの組み方は、ディスクやフロートなどの基本的なものでも、いくつかのパターンが考えられます。 トラップとバイパスの2つのラインが必要で、バルブで使い分けます。排出先をまとめたり、ブロー先を増やしたり複数の組み方が考えられます。 安定的な運転をするには、できるだけシンプルな基本形がおススメです。 意外と危ないピンチバルブの特徴粉体の特に充填設備ではピンチバルブという特殊なバルブを使用します。 初めてその単語を耳にしたときは、とても危機的な状況になっているバルブなのだろうと、他人事のように考えていました。 そうではなくて割と安全に使えるバルブですが、簡単に考えすぎ...