【原則】塔の本体とインターナルはまとめて発注すべき理由

金 予算 見積化学機械

NEONEEETです。

塔の設計において、「塔本体とインターナルを別に考える」という風潮があります。

これがどういう悲劇をもたらすかという事について記載します。

ステンレス系の塔ならあまり問題はない

ステンレスの塔の場合、設計方法が確立されています。

専門の設計部隊が検討した条件を提示すれば、メーカーも計算可能です。

世界中で山のように製作されていますので。

この辺りは、工場の機械設計エンジニアの方が情報が少ないと思います。

自分たちの工場にある設備の中から選定するということができる限界でしょう。

本当は、別の事業所の情報も集めれば膨大な量になりますが、それらを検証する力はありません。よそはよそ、うちはうち。

別の事業所でどういう条件で使用しているのか、それが今回の径に適用できるのか、ということを論理的に説明しないといけませんが、そういう技術者は少なくなっています。

最後の手段として、プライドなど捨ててしまって、メーカーに直接聞く方が好ましいです。

メーカーもユーザーの方が情報を持っているはずなのに何故?という疑問があると思います。

ユーザーに情報がいっぱいあっても共有できず、みんながバラバラに動いているという実情を、ユーザーはなかなか言い出せません。

メーカーの情報網の方が信頼感がある。という状態だと思います。

グラスライニングの塔は悲惨すぎる

グラスライニングの塔は、本体メーカーとインターナルメーカーが分かれることが多いです。

ライニングメーカーは塔本体を作るだけ

ライニングメーカーは塔本体を金属で作って、それをライニングします。

そこまでしかできません。

インターナルの構造を考える力がありません。

インターナルメーカーから物品を購入して塔本体に設置

インターナルといっても磁器製が中心になると思います。

グラスライニングをターゲットにしていると、酸系の液を扱います。

塔である以上、高温で使用します。

高温の酸に持つインターナルというと、磁器くらいしか思いつきません。

樹脂では駄目です。

ライニングメーカーはインターナルメーカーから磁器のインターナルを購入します。

ライニングメーカーとインターナルメーカーの取り合い部を明確にする

具体的にはフィードパイプと塔本体の接続、ディストリビュータやサポート等を本体に接続、する場合です。

この場合に、接続方式や、接続部の製作精度などを図面に記載しなければいけません。

接続方式としてフランジの規格やサイズがありますが、ガスケットをどちらが手配するか?という細かい点が抜けがちです。

製作精度は、例えば塔の垂直度や、フランジ面の表面粗さ・水平度・垂直度などの寸法情報です。

ここまで細かく指示できるエンジニアはかなり少なくなっています。

誰でも思いつくフランジ規格やサイズくらいが限界でしょう。

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