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機械保全技能検定(2級)は化学プラント勤務者にとって難しい?

機械保全技能検定2級 資格
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機械保全技能検定の2級を、化学プラントの保全エンジニアが受験するときの注意点をまとめました。

設備の保全たるもの機械保全技能検定の2級は受験しましょう。

キャリアを積んでいく上での必須科目です。

保全のエキスパートを目指すつもりはない、という設備設計寄りの機械エンジニアも習得が好ましいです。

理由を解説しましょう。

保全技能検定は設備保全エンジニア向けですが、設備設計エンジニアや製造技術の設備管理者や製造管理者も知っておくと便利です。製造管理者なら1つのスキルとして使えて重宝するでしょう。

試験科目

機械保全技能検定の試験科目を見てみましょう。

学科試験と実技試験の2つにわかれます。

学科試験

学科試験は50問の選択式です。

50問は以下の範囲から出題されます。

  1. 機械一般
  2. 電気一般
  3. 機械保全法一般
  4. 材料一般
  5. 安全衛生
  6. 機械系保全法

この中の1~5は総論的な内容で、6が専門的な内容です。

1.機械一般は工作機械・流体機械・コンベアなどがあります。

流体機械はポンプを理解していればほぼOK、工作機械は重要ですが化学プラントでは見たことのない人もいるでしょう。

工作機械はちゃんと勉強しておきましょう。

2.電気一般は機械屋的には思い切って捨てた方が良い部分です。

3.機械保全法一般は各種専門用語の理解をしておきましょう。

信頼性に関する単語も登場します。

4.材料一般はどれも重要ですが特に金属・非金属の材質が大事です。

化学プラントでも全く同じですね。表面硬化・めっき・塗装も知っておいた方が便利です。

5.安全衛生は作業に対する一般的な注意点についてです。実務で身に付く範囲です。

6.機械保全法は専門的な内容で中身が多いです。

機械要素(締付け・伝動・軸・緩衝・管・シール)、点検、歯車・軸受、振動診断、潤滑、溶接、非破壊検査、油圧・空圧、力学、図面などの分野です。

機械系の大学を出ていると有利ではありますが、どちらかというともっと現場向きの内容です。

化学プラント以外の保全向けの内容も含まれていますが、かなりの部分が化学プラントでも使える内容です。

ポンプ配管にそれなりに関わっていたら、かなりの部分が経験できるでしょう。

実技試験

実技試験は写真などを見て記述式に回答する試験です。

これが保全検定試験の難しいところ。

専門用語がいっぱい出てきます。しかも横文字。

保全担当者でも実際に設備を触っていないと、暗記にたよらざるを得ません。

  • 転がり軸受の欠陥
  • 歯車の欠陥
  • 設備診断
  • 金属材料の疲労と破壊
  • 鋼の火花試験
  • 油圧空圧の異常
  • 機械工作法と表面化工法
  • 潤滑油の判別
  • JISに定める保全規格

転がり軸受の欠陥・歯車の欠陥・鋼の火花試験は特に厄介です。

写真と専門用語や特徴を結びつける暗記が必要となります。

化学プラントでは軸受の欠陥や金属疲労に遭遇することはありますが、わざわざこの検定で出てくる専門用語を使った議論なんてしません。

軸受けが壊れた、疲労破壊した

これくらいですからね。

だからこそ、バックグラウンドとしての知識は持っておいて専門的な保全エンジニアを名乗れるように勉強したいです。

内容的には学科と重なる部分もありますので、学科をしっかり勉強するだけでもそれなりの点数を取ることは可能でしょう。

難易度

機械保全技能検定の2級の難易度は決して高くありません。

化学プラントの保全エンジニアはみなさん取得するでしょう。

1級や特級を目指す人もいなくはないですが、メリットがほぼないため頑張る必要はないと思います。

経験年数

機械保全技能検定の2級を受験するのは、化学プラントの保全エンジニアの場合は、3年目くらいがおすすめです。

これ以上若いと、経験が少なくて理解しにくい分野が多くなります。

これ以上後になると、勉強する時間が少なくなったり暗記力が落ちてきたりします。

頑張れば1年目・2年目でも可能ですが、保全エンジニアなら玉掛け・酸欠・足場などの検定を先に受けて実務に直結する知識を取得する方が良いです。

設備設計のエンジニアも似たような年数で受験したらいいと思いますが、保全に関わる割合が高い会社なら早めに受験した方が良いでしょう。

参考

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最後に

機械保全技能検定の2級を化学プラントの保全エンジニアが受験するときに気を付けたいことをまとめました。

かなりの部分が化学プラントでも経験できますが、実技試験は特に苦手意識を持つでしょう。

入社3年目くらいの保全エンジニアが受験するとおススメです。

設備保全エンジニア以外にも設備設計や製造管理者にとっても役に立つでしょう。

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