【素朴な疑問】化学工場でよく使う「故障」の意味

保全保全

NEONEEETです。

故障というのは化学装置に限らず、一般的に使う単語ですよね。

私は一時期、会社でこの故障と戦っていたので、もう聞きたくないワードベスト10くらいに入っている嫌な単語です。

さて、機械屋であれば故障という言葉の意味も知っておいた方が良いでしょう。

JIS上では、故障とは設備が規定の機能を失うこと

規定の機能とは何でしょうか?

規定とはなんでしょうか?

規定とは故障しないように正しくとる行動の基、が正しいようです。

良く分かりませんね。

故障とは設備が正しい行動を取らない状態、というくらいの表現が妥当でしょうか。

やっぱりわかりませんね。

故障とは故障のことだ!って言っているのと大差がありません。

文学的には、人間が故意に障害を起こすこと

文学的な表現の方が、分かりやすいです。

とはいえ、これも正しくはないでしょう。

設備は嘘をつかない

設備は嘘をつきません。

理系が文系と比べて良いと言われる理由の1つでしょうか。

人は嘘をつきますが、設備は嘘をつきません。

設備に異常があれば、そこには必ず何かの問題が起きています。

その設備の声に素直に耳を傾け対処をすれば、解決します。

この意味で設備保全は立派な理科系の仕事です。

設備は使っていくうちに劣化する

設備は嘘をつかず、人間は嘘を付く。

だから故障が起きるときには、人間が故意に障害を起こしている。

こういうと違和感があります。

というのも設備は使っていくうちに必ず劣化するからです。

これを故意ととらえるかどうか、で判断が分かれるでしょう。

設備の劣化を見過ごすことが故意

設備は使っていくうちに劣化します。

その劣化状況を管理して見過ごさないようにすることが、人の責任です。

人が故意に劣化を見過ごすと、設備は障害を起こす。

これが故障の定義としての適切な解釈でしょう。

これは今後ロボットやコンピュータが発達していっても、しばらくの間は人の仕事として残る重要な分野でしょう。

そのうちロボットが自分で自分を直す時代が来るかもしれませんが…。

保全マンとは泥臭い仕事のように見えますが、実はかなり重要な仕事です。

機械のお医者さんと呼んだ方がいいのではないでしょうか?

普通のお医者さんが人間を相手にして、保全マンは機械を相手にする。

この違いだけです。

この意味で、普通のお医者さんはなぜ理系なのでしょうか?

人間を相手にするのは文系、自然をい相手にするのは理系、というステレオタイプに照らしてみると、奇妙ですね。

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