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配管の腐食はボルトから始まる

配管の腐食はボルトから始まります。 SS400のボルトは錆が速いです。 フランジ・ボルトナットのシステムの中で、一番腐食がしやすい場所としてボルトを選び、ボルトをチェックしていくだけで状態監視ができます。 高所など手が届かない場所を除き、定期的な交換をしましょう。
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保全計画をレベルアップするための手順

保全計画をレベルアップさせるための手順を説明しました。 設備情報を漏れなく集め、金額と日数に関する情報をある程度丸めて入力します。 修理を定期的に行う場合と、何もしないときのリスク評価を行い、予備機の有無をある程度評価します。 この精度はある程度雑でも良いですが、数字で見えるとトータルの評価がしやすいです。
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建設段階で考えたいプラントのメンテナンス性を高めるための工夫

建設段階でメンテナンス性を考えることは、とても大事です。 何十年にわたる経営上の課題にもなります。 エンジニアリング担当者はその時の忙しさでメンテナンス性を軽視しがちですが、後で困らないように少しでもできることを対応しましょう。 後工程はお客様です。
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Excelでこれができれば設備保全の管理は一人前?

保全の管理は専用のシステムなんて使わなくてもExcelで可能なはず! そう思っていた時期が私にもありました。 実際、私が担当するなら自信があります。 Excelでも初歩的な考え方ができれいれば十分です。 では、その初歩的というのは実際どうい...
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MTBF・MTTR・故障度数率・故障強度率とは|保全担当者向け

プラントの信頼性・保全性を定量的に示す指標とその意味を解説します。 保全初心者は、現場のトラブルに対応することに必死になりがちですが、スキルアップするときには知っておきたい考え方です。 現場で安全運転に注力することは大事ですが、データ保全や...
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溶接補修の典型3パターン|トラブル時に即対応

化学プラントでは溶接補修(Weld repair)を行うことがとても多いです。 設備が壊れた!どうやって補修しようか・・・ 時間が無い中で何とか復旧させようとするなら、最後に溶接に踏み切ります。 溶接補修1つ取っても種類はいくつかあります。...
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プラント設備を応急補修した後に取るべき対応

設備はいつか壊れます。急に壊れることもあるでしょう。 そのときには応急的・緊急的な対応に追われます。 無事に動きだしたら、そこで満足。 次の手を打たないまま安心しきってしまうことが多いでしょう。 そうではなく、もう一歩先のことまで考え対応で...
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グラスライニング設備の補修の基本的な考え方

グラスライニング設備の補修の考え方を解説します。 補修というのは基本的に数パターンしかありませんが、保全担当者以外の人からは「いろいろな方法があって、その中から最適な物を選んでいる」と錯覚されやすいです。 保全担当者のスキルとして一目を置か...
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Oリングとベローズのシール性能の違い|化学プラント

Oリングとベローズの違いを、シール性に着目して解説します。 ベローズは化学プラント向け設備で、とてもよく使います。 Oリングと似た感覚で使用できますし、ベローズの方が便利な場面も多いです。 ベローズでもOリングでも良いという場合も多いので、...
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RCM(Reliability centered maintenance)の化学プラントでの考え方

RCMという保全方式について解説します。 TBM,CBM,BMという3大保全方式に変わる4大目というわけではなく、さらに深堀した方法だと考えれば良いでしょう。 メンテナンス業界としては目新しい方式ではありませんが、社内のメンテナンスに四苦八...