機械設計

化学機械

グラスライニング設備を扱うときに気を付けること

グラスライニング設備の取り扱い方の話です。基本的にはメーカーの取扱説明書に従いましょう。場面場面で気を付けるポイントが違いますので、それぞれ重要な場面を押さえておきましょう。とっさに間違った行動をとってしまって、トラブルに繋がったりします。...
化学機械

ポンプのメカニカルシールが漏れる原因と取れる対策

ポンプのメカニカルシールからの漏れは、プラント運転でもトップクラスの課題です。対策を取ったつもりでも取れていないそもそも対策の取りようがないメカニカルシールは壊れるものだと割り切っているいろいろと考えがあると思いますが、原因と取りうる対策は...
化学機械

粉体ホッパーの閉塞対策で効果のあるものないもの

粉体を扱うプラントなどでは、ホッパーに粉体を溜め込んで使用することが多いです。ここで問題になるが詰まり・閉塞です。ホッパー関係では常に問題になるので、いろいろな対策が考えられています。一般的な対策の中でも、化学プラントでは使えないものが結構...
化学工学

クッションタンクを化学プラントで使いこなす

クッションタンクについて化学プラントの場合を考えます。言葉通りクッション(緩衝)の機能を持たせたタンクです。チラーなど一般的な機械に使われていますが、化学プラントでもクッションの機能を活用することはあります。使う意味が少し異なりますが、やり...
化学機械

竪型タンクの胴部ノズルの意外な使い方

竪型タンクに横ノズルを付ける場合の使い方を解説します。タンクの目的として液を溜めるということが挙げられます。液を溜める能力が高いことが、タンクの能力と言えるでしょう。竪型タンクであれば縦に長い方が能力が高いです。横にノズルを付けてしまうと、...
材料

樹脂製の設備は化学プラントで使いにくい

樹脂は軽くて耐食性があるので、活躍の場所は広がっていくばかり。車の軽量化や3Dプリンタなどにも登場します。ところが、化学プラントでは樹脂をほとんど見ることはありません。でも同じように樹脂を使ってはどうなのか?と疑問に思うようになれば、工場に...
化学工学

タンク内の液をホースを使って放流する時の流量計算

タンク内の液を外部に放流する時の流量ってどれくらいですか?こういう質問はたまにあります。現場で放流作業をするときに、安全性をちょっと確認したい場合です。簡単に計算できそうな気がして実はちょっと計算が必要なので、暗算では難しいです。手計算レベ...
化学機械

NPSHとは?ポンプ圧損計算で忘れがちなチェックポイント

NPSH(Net Positive Suction Head)について簡単に解説します。ポンプの勉強をするときに必ず登場します。ところが、化学プラントの設備設計をし15年程度の私は、NPSHを真剣に検討するポンプ設計は2~3度あるかどうかで...
化学機械

ポンプのジャケット付とトレース付の違い

私にとってはポンプの中でも、かなり特殊な位置づけのジャケット付ポンプ。トレース付ポンプも合わせて、ポンプの保温目的などで使う場合がたまにあります。そこまでする必要があるの?とかなり疑問に思うのですが、実際には一定の効果があります。この記事を...
化学機械

インライン型ポンプの特徴とおススメの使用場所

インライン型ポンプについて考えます。ポンプというと普通は横型をイメージします。竪型をイメージする時にも、スラリー型などの特殊なものが最初に出てくるでしょう。大抵は金額的に高いです。この記事を読むと、インライン型の特徴や使用先を知ることができ...