機械設計

化学機械

ダイアフラムポンプの構造と使用用途

化学プラントで便利なダイアフラムポンプ(diaphragm pump)について解説します。ダイアフラムポンプは手軽に使えて、トラブルがあった時に大活躍します。化学プラントだけに限らずニーズは多いでしょう。ドラム缶の液を吸い上げるという汎用的...
化学機械

タンクの設計圧力の設定で注意すべきこと

設計圧力(design pressure)は設備の設計で大事な要素ですが、意識することは意外と少ないです。第一種圧力容器や高圧ガスのクラスになって、ようやく考えようという気になります。それ以外の一般的な仕様なら、標準化された寸法で仕様を決め...
材料

炭素鋼・SS400の基礎知識|プラントエンジニア必須

化学プラントの設備材料と言えば。炭素鋼(carbon steel)が基本。バッチ系では、ステンレスやグラスライニング・フッ素樹脂ライニングが目立ちように感じますが、鉄が王道。設備を安定的に使うためにも、鉄に関する一般的な知識は、機電系エンジ...
材料

SUS304・SUS316Lの比較|ステンレス2大材質

ステンレス(stainless)、、化学プラントで非常に大事な材質です。化学プラントでは多くの腐食性物質を取り扱います。鉄だとかんたんに溶けてしまうアブナイ液体です。そういう液体に耐える材料として、ステンレスと一般に呼ばれる材質が世の中に存...
材料

PTFE・FKM・PVC|高分子材料が化学プラントで重宝される理由

バッチ系化学プラントの設備内のあらゆるところで見られる高分子材料(high molecular material)。その特徴は、機電系エンジニアなら絶対に理解しておかなくてはいけません。種類が多く使い分けが大変ですが、使い分けができるように...
化学機械

ホッパーの概略機器設計の実際|粉体貯留用

バッチ系化学プラントの粉体貯留ホッパー(hopper)について紹介します。バッチ系化学プラントではパウダー状の粉体を多く扱うため、粉体貯留ホッパーの需要は高いです。粉体原料が年々増えているからです。液体系のタンクに比べて粉体ホッパーは、その...
化学機械

ロータリーバルブが化学プラントで重宝される理由

ロータリーバルブ(rotary valve)の設計的な考え方について解説します。バッチ系化学プラントで結構使う設備で、外部から購入してきた粉体原料として投入したり、プラントで製造した製品粉体を充填したりする工程が多いです。粉体を取り扱う時に...
化学機械

スラリーポンプの基本的な選び方|化学プラント初心者向け

バッチ系化学プラントの機械エンジニアが最も力を発揮できる部分であり、最も悩める機械がスラリーポンプ(slurry pump)。さまざまなトラブルを起こす機械で、どう選んだらいいか悩む人は多いです。基本的な考え方は渦巻ポンプと同じ。スラリーの...
化学機械

グランドパッキンはシールの基礎|機械系必須

化学プラントでグランドパッキン(gland packing)を使う場所について解説します。グランドシールはシール系で最も古い技術で、今も当然使っています。ところが機械系エンジニアはメカニカルシールの代替としてのグランドシールという認識が強く...
化学機械

メカニカルシールのフラッシングプラン典型3選|API

メカニカルシール(mechanical seal)のフラッシングプランについて解説します。化学プラントで大量に扱う液体。その液体を送るために使うポンプのうち、5割程度は渦巻ポンプ。渦巻ポンプには、メカニカルシールの問題が必ず付いてきます。メ...