機械設計

化学工学

動機器の回転運動で梁・基礎へ伝わる力|振動解析

振動工学(vibration)のちょっとした応用を、化学プラントに適用してみましょう。振動問題は化学プラントでは起きにくいですが、起きたときには大問題。ほぼ対処することができないからです。設計段階でどれだけしっかりと設計するか、が全て。基本...
化学工学

梁の振動の運動方程式をやさしく解説

振動(vibration)について解説していきます。多自由度系の典型例として梁の振動を取り上げます。多自由度系とは二自由度を越える自由度を持つと考えて良いでしょう。三自由度くらいまでは解析をすることもあるでしょうが・・・。梁の振動以外にも、...
化学工学

2自由度振動系の基礎を徹底的に解説|振動工学

振動(vibration)について解説していきます。2自由度振動系です。1自由度の振動系があれば、当然のように2自由度の振動系があってもおかしくないですよね。単に「1」が「2」になっただけでは。そう思うかもしれませんが、内容はグッと深くなり...
化学工学

1自由度振動系の概要をざっくり解説|振動工学

振動(vibration)について解説していきます。振動というのは地震の話として話題になることも多いでしょう。これは区別して震動と呼ぶ場合もあります。振動でも震動でも物理的な原理は割と簡単ですが、掘り下げると機械系の大学や大学院の専門的な分...
化学機械

タンクノズルの典型5パターン|化学設備

タンクノズル(tank nozzle)の接続と溶接方法について解説します。ノズルの種類はいろいろあります。この中でもよく目にする種類を数パターンに絞って解説します。ノズルの種類に直接関係する要素は機械的な強度。この記事を読めば、ノズルと強度...
化学工学

液体の密度・重さを利用したプラント運転制御8選

化学プラントでの運転制御で液体の密度・重さ(gravity)を利用した方法を解説します。水の密度や状態を利用した運転は、化学プラントに限らず一般的な機械でもごく当たり前に行っています。古典的な話に見えますが、運転の本質的な部分です。機電系エ...
材料

ライニングとコーティング|化学設備の保護膜

保護膜・被膜(device coating)は化学プラントでは、主に耐食性を上げることを目的として使います。1mm程度の世界の話ですが、安全安定運転を大きく左右する大事な要素。ライニングやめっきなど、さまざまな場面で使います。特に分かりやす...
化学機械

カーボン熱交換器|ブロック式と多管式のかんたんな比較

カーボン型の熱交換器(heat exchanger)で、ブロック式と多管式の2つがあります。この2つの違いを分かったうえで選定している人は多くはありません。昔からブロック式だったから、これからもブロック式。というような実績ベースとなることが...
化学工学

濃硫酸を薄めて希硫酸を作る設備の設計イメージ

硫酸(sulfuric acid)を濃硫酸から希硫酸にするときの注意点を考えました。連続的に硫酸を希釈する場合ではなく、バッチ的に希釈する場合です。硫酸を希釈すると簡単に言っても、危険な要素がいくつもあります。設計者でも丁寧に考える余裕はあ...
材料

FRPタンクを塩酸向けに使うなら知っておくべきこと

塩酸(hydrochloric acid)って皆さん聞いたことありますか?理科の実験などでも出てきますね。アブナイ酸の代表的なイメージです。化学プラントでも同じイメージで対応しています。化学プラントの場合は、大量に塩酸を扱う場合があるので危...