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バッチプラント材料のトラブルがあったら最初に酸を疑おう

バッチプラントの材料トラブルではまずは酸を疑いましょう。 酸性液体の反応が多く、金属を腐食させる原因となります。 酸性ガスも透過や凝縮によりトラブルを起こします。 アルカリ・スラリーなどの他の原因が目立つので忘れがちですが、王道は酸です。
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FRPが化学プラントでとても役に立つ背景|耐酸性材質

化学プラントで使用する、FRP設備の特徴について紹介します。 FRPは世間一般にも使われていて、化学プラントでも使う機会はかなりあります。 非プロセス用途で耐酸性の材質として使うという鉄則を何となく理解できても、具体的にどこで使うかを知らな...
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ハステロイ・チタン・タンタル||高耐食性金属のメジャー3種

高級金属(corrosion resistant metal)について解説します。 化学プラントで使う腐食性の高い怪しい液体に耐えるための高耐食性の金属は、設備設計で絶対に考えないといけないことです。 一般的にはハステロイ、チタン、タンタル...
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ガラス・セラミック・カーボン|耐食性が高いけど割れやすい特殊材質

バッチ系化学プラントで使う、耐食性の高い材質(material)をまとめてみました。 ガラス・セラミック・カーボンを取り上げます。これらはワレモノです。 無機物であることが多く、一般に耐食性が高いです。 強度を犠牲にして、耐食性が高めた材料...
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樹脂製の設備は化学プラントで使いにくい

樹脂は軽くて耐食性があるので、活躍の場所は広がっていくばかり。 車の軽量化や3Dプリンタなどにも登場します。 ところが、化学プラントでは樹脂をほとんど見ることはありません。 でも同じように樹脂を使ってはどうなのか?と疑問に思うようになれば、...
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ライニングとコーティング|化学設備の保護膜

保護膜・被膜(device coating)は化学プラントでは、主に耐食性を上げることを目的として使います。 1mm程度の世界の話ですが、安全安定運転を大きく左右する大事な要素。 ライニングやめっきなど、さまざまな場面で使います。 特に分か...
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FRPタンクを塩酸向けに使うなら知っておくべきこと

塩酸(hydrochloric acid)って皆さん聞いたことありますか? 理科の実験などでも出てきますね。 アブナイ酸の代表的なイメージです。化学プラントでも同じイメージで対応しています。 化学プラントの場合は、大量に塩酸を扱う場合がある...
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フッ素樹脂ライニングとFRPの比較|耐酸性材料

FRPとフッ素樹脂ライニング(Fluororesin lining)の比較について解説します。 どちらも耐酸性の材質として有名です。 ほかにグラスライニングがありますが、ガラスでは使いにくい場所に対して次の候補として上がる材質がFRPとフッ...
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グラスライニングvsフッ素樹脂ライニング

グラスライニング(glass lining)とフッ素樹脂ライニングは化学プラントの高耐食性材料として多用します。 ところでこの2つをちゃんと使い分けしていますか? どちらでも大丈夫、という使い方をしていることが多いでしょう。 この2つの材料...
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SS400とSUS304|化学プラントの2大材質

SS400とSUS304の材質(material)を、化学プラントでどう使い分けるか解説します。 耐食性があるかどうかで使い分けるのだから、簡単でしょ? そう思われるかもしれませんが、実は化学プラントでの使い分けパターンはいくつもあります。...