建設

配管

ボールバルブのハンドルは使いにくい

ボールバルブは開閉作業のための専用のハンドルがあります。メーカーとしては標準的にハンドルを使ってほしいと思って製作しているはずですが、現場レベルではその意図が伝わりません。確実な開閉をするなら、ハンドルを使う方が安心です。でも、使わなくても...
計装設計

液面計で管理するときに気を付けること

液面計で管理しています。こういう話はプラントに関わっていると、よく聞きます。運転や計装に関わっていない人には、それっぽく聞こえるでしょう。ところが、液面計での管理にはいろいろな落とし穴があります。注意しないといけないことをまとめてみました。...
土建設計

油分離槽やグリストラップの設計をそれっぽく行うコツ

油分離槽は化学プラントなど危険物製造所に必ずついている設備です。他には飲食店などでグリストラップなどの表現でも、似たような機能を持った設備があります。これらの設備は標準化されているので、自分で1から設計することはほぼ無いでしょう。私もそう思...
プロジェクト

プラント設計って重要?真面目なオーナーエンジニアへのメッセージ

プラント設計(plant design)の仕事を15年以上経験してきた私は、自分の仕事の付加価値を常に疑問に思っています。オーナーズエンジニアは特にこの疑問を抱えやすいです。付加価値といってもいろいろなベクトルがありますが、何に力を使うかは...
配管

空気弁の構造を化学プラントエンジニアは知らない

空気弁(air valve)の構造や使い方について解説します。世間一般には使われているのですが、化学プラントでは意外と使われません。そのためか、化学プラントの機電系エンジニアでも意外と空気弁の存在を知らない人が居ます。構造はかなり単純です。...
電気設計

電力消費が高い設備ランキングTop5|化学プラント

電力消費(power consumption)について考えます。製造業で設備を導入する場合、ランニングコストは1つの検討対象になります。メーカーの最終的な選定基準になることも。この場合に、メーカーからこんな風に言われることもあるでしょう。弊...
配管

SGP(鉄)の配管のレアケースな使い方と背景

SGPの配管は、水系など汎用的な配管として非常に多く使われています。化学プラントでも、当然ですが非常に多く使っています。SGP配管の中に何を流すかは、会社によって結構違いがあると思います。こんな使い方をSGPに対して考えることはできるけど、...
配管

ガスラインは液ラインとは分けてタンクに接続

タンクのガスライン(gas line)は、単独ノズルで引っ張ることが基本です。ノズルオリエンテーションの基本事項。とはいえ、理由をさっと答えられないかも知れませんね。この背景には、液とガスの性質やタンクの強度という、設備設計の重要な要素が詰...
配管

ガスケット係数・最小締付圧力の詳細比較

ガスケット(gasket)係数と最小締付圧力の話をします。ガスケットの知識の基本よりは、やや応用といった部分です。正直に言うと、この知識がなくても仕事は回るでしょう。プラントの機械・計装系のエンジニアとして一人前になるころまでには、イメージ...
配管

手動弁の種類を選ぶ時の基本的な考え方

手動弁(manual valve)の基本型式の選び方を解説します。化学プラントでは多くの手動弁・バルブを扱います。種類が多くと悩むのが人間。化学プラントのように投資金額が高く、買って失敗したらダメージが大きいものは、買う前にしっかり考えて納...