化学工学 真空ポンプの逆流防止対策 止めるときこそ注意 真空ポンプを停止する場合は、逆流が問題になります。逆止弁で止める、高さを上げる、別のラインから圧力を上げるなどの方法があります。一般例として減圧下で加熱することが考えられるので、冷却をしてから停止をするようにしましょう。 2024.09.21 化学工学
化学機械 水封式真空ポンプの封液は循環がおススメ? 水封式真空ポンプの封液は循環がおススメかもしれません。排出量だけを考えると明らかに有利です。運転トラブルを起こす原因になりかねないので、ストレーナーのメンテナンスや状態監視が必要になります。手間をかけて排出量を削減するという流れになるでしょう。 2024.04.24 化学機械
化学機械 送風機・ファン・ブロアーの基本設計|オーナーズエンジニア向け 送風機/ファン/ブロアー(fan/blower)について解説します。送風機はファンとブロアーと表現の違いがありますが、バッチ系化学プラントではファン・ブロアーが多いです。これらの装置は化学プラントではとても重要です。装置としてはポンプ以上に... 2024.01.02 化学機械
化学工学 水蒸気蒸留と真空ポンプ蒸留での設備上の違い 水蒸気蒸留と真空ポンプ蒸留で設備は微妙に違います。どちらも同じ蒸留なので、違いはないだろうと思っていたら、意外と差はあります。コストやエネルギーと関わる話なので、プロセス設計や設備設計の基礎段階で判断しましょう。プロセスエンジニアと機械系エ... 2023.12.30 化学工学
化学機械 送風機・ファン・ブロアーが閉塞する?原因と対策 送風機・ファン・ブロアーの設計では、単に気体を送るだけの機械と考えてしまいがちです。ところが、多くのプロセスでは液体分を含んだガスを送ることになり、送風機・ファン・ブロアーでは液体が溜まってしまう問題があります。最悪閉塞するということも起こ... 2023.11.04 化学機械
化学機械 ラビリンスシールを化学プラントで採用する理由 ラビリンスシール(labyrinth seal)について解説します。回転機械のシールといえばメカニカルシール。その前世代にグランドシールがあって、他のシールは基本的には存在しないもの。こういう感じで初心者のころは把握しがちです。それで間違い... 2023.07.22 化学機械
化学工学 真空ポンプによる運転調整3パターン プロセス制御の一例として、真空ポンプ(Vacuum pump)の例を紹介します。真空ポンプは化学プラントの運転では不可欠で、年々需要が高まっていきます。大気圧下での運転で蒸留しようとしても、熱安定性が悪くて不可能という物質が増えています。減... 2023.03.24 化学工学
化学工学 水封式真空ポンプのプロセス条件の決め方 水封式真空ポンプ(water ring vacuum pump)の能力設計では、プロセス条件設計が必要です。機電系エンジニアとしてはプロセスエンジニアに一任しがち。負圧系の圧力損失や流量制御の考え方は、化学工学の少し応用的な発想の部分であっ... 2022.03.26 化学工学
化学機械 エゼクターが化学プラントで大活躍する理由 エゼクター(ejector)の駆動源ごとの使い分けについて解説します。何となく理解しているだけでも使えてしまう、便利な真空装置。反応で発生する排ガス吸収装置として、化学プラントで大活躍します。環境への配慮も相まって、今後もその地位は安泰でし... 2022.03.18 化学機械
化学機械 水封式真空ポンプが化学プラントで重宝される理由 水封式真空ポンプ(water ring vacuum pump)について解説します。真空ポンプは、化学プラントでも非常に多く使います。その中でも水封式が最もメジャーだと私は勝手に思っています。ドライポンプ・油ポンプの方が、世間一般には良く使... 2022.03.02 化学機械