熱交換器 X Facebook はてブ LINE Pinterest LinkedIn 2023.10.112025.01.19 記事内に広告が含まれています。This article contains advertisements. 熱交換器が化学プラントで使われる基本的な理由熱交換器(heat exchanger)が化学プラントで必要な理由を解説します。当たり前のように大量に使っている熱交換器。熱を交換するために使いますが、その背景をもう少し深く考えてみましょう。熱交換器の単純な装置設計をするだけなら、ここまで... 多管式熱交換器の構造の基礎|初心者向け多管式熱交換器(Shell and Tube)の主要部品とその機能をまとめてみました。基本的な横型・固定式の多管式熱交換器を例に部品の概要を解説します。プラントの機械系エンジニアにとって主要機器である多管式熱交換器。化学プラントの装置として... 多管式熱交換器の設計基礎をやさしく解説多管式熱交換器(Shell and Tube)というと化学プラントの王道の設備。機械系エンジニアが最も設計しがいのある設備とも言えます。熱交換器ハンドブックを使ったり、最近では専用の解析ソフトを使ったりしますが、その前に基本的なことを理解し... 熱交換器はバッチプラントでは大抵なんとかなる熱交換器の設計はすればするほど、何でもいい中で最も良さそうなものを選ぶという発想になってきます。 イニシャルコストよりもランニングコストを重視した設計が大事であり、能力設計ではなくプラントの運転思想や稼働条件に関わってくる話です。 ユーザーエンジニアはこういう部分に積極的に関わらないと、プラントエンジニアリング会社や機器ベンダーと同じ考え方になってしまうと良くはないでしょう。 多管式熱交換器の横型と縦型の使い分け(凝縮コンデンサー)多管式熱交換器を設計する時に、横と縦のどちら向きにするかということは課題の1つです。あまりにも基本的過ぎて、設計者でも類似設備と合わせてしまえばいいだろうと、考えなしに設計してしまいがちです。熱交換をする機械といっても、パターンは幾通りか考... 見た目にだまされない カーボン熱交換器はここに注意カーボン熱交換器は強そうに見えて意外と弱く、樹脂で持っているという構造は変わりありません。樹脂が漏れても気が付きにくく、異物ともなりえます。 取り扱いも注意が必要で、割れたり漏れたりするリスクがあるので、予備を確保しておくことが好ましいでしょう。 カーボン熱交換器|ブロック式と多管式のかんたんな比較カーボン型の熱交換器(heat exchanger)で、ブロック式と多管式の2つがあります。この2つの違いを分かったうえで選定している人は多くはありません。昔からブロック式だったから、これからもブロック式。というような実績ベースとなることが... グラスライニングvsカーボン|多管式熱交換器の場合多管式熱交換器(Shell and Tube)の中でも耐酸性材質の代表例であるガラスとカーボンについて比較します。特にバッチ系化学プラントでは必須アイテムですが、どちらを選べばいいか意外と悩みます。独断と偏見交じりですが、ざっくりと比較をし... 全溶接型プレート熱交換器のデメリットと選ぶ時の注意全溶接型プレート熱交換器は耐圧性や耐熱性を高めたプレート熱交換器です。 元のメリットである洗浄を犠牲にするので、詰まりや腐食の可能性が考えられる場合、交換前提で購入するとしてもリスクをしっかり判断しないといけません。 私は、スチームとエアーのように綺麗な流体に対してしか、全溶接型プレート熱交換器を使おうとは思いません。 横型ベントコンデンサー内の現象をイメージ化学プラントのベントコンデンサー(vent condenser)内で起こっていることを、イメージしました。多管式熱交換器を想定しています。ガスや液に関する一般的な性質をもとに、ブラックボックスとなりがちな装置内の動きを考えることは、化学プラ... 熱交換器の向流・並流をどこまで徹底するべきか?熱交換器(heat exchanger)の向流・並流について考えます。熱交換器は異なる2つの物を流す設備であり、流れの方向で向流と並流の2パターンがあります。パターンがあると悩むのが人間。モノの流れや相変化を考えると、どちらかの方が良いとい... プレート式熱交換器の概要設計がかんたんに分かりますプレート式熱交換器(heat exchanger)について解説します。化学プラントに限らず幅広い用途で使われます。熱計算の基本を学べる設備で、多管式熱交換器よりも先にマスターしたい設備です。プレート式熱交換器(heat exchanger)...