タンク・熱交換器のメーカー見積を比較するときに大事なこと

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NEONEEETです。 

メーカーの見積をチェックしようっと

データシートと見比べるだけ?

この記事では、タンク・熱交換器のメーカー見積を比較するときに大事なことを解説します。

タンク・熱交換器のメーカー見積比較

タンク・熱交換器などを購入するときに、複数のメーカーから見積を取るでしょう。

そこで大事なことを紹介します。

何も考えていないと、細かい場所だけチェックして終わりになりそうですが、考えることは結構あります。

相見積を取ること

タンク・熱交換器などの購入をする場合、必ず相見積をしてください。

相見積をする目的は主に以下の背景があるからです。

  • 最も安い・早いメーカーを簡単に調べられる
  • 安い・早いメーカーは日々変化する
  • 互いの見積のチェックが可能

タンク・熱交換器などの見積はそのメーカーの工場の稼働率に大きく影響します。

稼働率が100%近くで忙しい場合は、案件を受けたくないので高額の見積を出します。

ここ数年は稼働率が高い工場が多いですね。

逆に稼働率が低い場合は、仕事を受注するために価格の低い見積を出します。

工場の稼働率は各メーカーによって日々変わります。

これを調達部が常にフォローするのは困難。

だからこそ、見積を取るたびに安いメーカーを探そうとすると、複数のメーカーから見積もりを貰うとリスクを下げることができます。

複数のメーカーから見積を取ると、各メーカーの見積の正誤性も実は把握できます。相互チェックですね。

以下では、具体的にチェックすべきことを紹介します。

仕様チェック

まずは仕様チェックです。

でも、この仕様チェックって意外と難しいです。

というのも見積書に仕様らしい仕様を書かないメーカーが多いから。

タンク〇m3 一式 〇k\

こんな表現の見積が結構多いです。

書いてあったとしても、径・高さ・板厚などの最低限の情報くらい。

比較できる項目がほとんどないのが実態です。

だからこそ、ユーザーの見積仕様書でデータシートやスケルトンを正確に記載することが必要です。

発注が決まって製作図面で指摘したときには、メーカーから「そんな意図はなかったから、追加。嫌なら作らない。納期を遅らせる」っていわれて揉める元になります。

納期チェック

納期のチェックも当然大事なこと。

期日を書くメーカーと、期間を各メーカーがあるので注意です。

期日を書く場合は、製作図面のチェックが多少遅れても期日通りに納入することが可能な強気の姿勢。

大企業のユーザーほどチェック者が多くて製作図面の完成までに時間が掛かります

期日を書く場合は、製作図面完成後〇カ月という表現をします。

これは製作図面の遅れが全体工期に影響を出すからです。

ユーザー側のチェックが遅い例は多いですが、実はメーカーの製作図面が遅いという例も増えています。

マンパワーが減っている日本では、そろそろ限界を迎えているでしょう。

金額チェック

一番チェックすべきことは金額です。

当たり前のように見えて、エンジニアにとっては当たり前でないのが現実です。

データシートやスケルトンの仕様をチェックする方に注力しがち。

ちょっと変な感じがしますよね。

総額のチェック

総額のチェックは誰でも行うでしょう。

どれだけ多くのメーカーから見積を取っても、安価なメーカー2~3社に絞り込むために総額は最初にチェックすべきこと。

何回も書きますが、これが最初にあるべきなのに仕様や納期をチェックした後で総額をチェックする人は、私の職場ではなぜか多いです。

不思議。

内訳のチェック

総額のチェックだけだと、相互チェックは機能しません。

でも総額のチェックすら怪しいエンジニアなら内訳のチェックはほぼ絶望的。

タンク・熱交換器なら以下の内訳はメーカーに明示させるべきです。

  • 材料費
  • 加工費
  • 輸送費

材料費はメーカーが見積が正しいかどうかを判定する格好の材料です。

作る物が決まれば重量が決まり、材質と重量単価から材料費が決まるはずです。

重量も重量単価も各社でほとんど差が出ないはずなのに、数字の桁がズレていたりすると見積間違いという可能性があります。

市況単価などが参考になります。

数年に1回の頻度でこのミスを見かけます。

板厚の差があれば材料費の差が出て当然で、その辺の補正もした比較をしたいものです。

過去の見積も参考にして材料費はチェックしたいもの。

重量・市況単価・過去の見積というように幅広い目線で材料費はチェックしましょう。

加工費は工場の稼働率を調べる格好の要因。

過去の見積が参考になります。

サイズや重量に対して補正ができると最高。

加工費の金額を眺めて終わり、とならないように金額の比較はしたいですね。

輸送費も地味にチェックできるポイント。

近隣地域なのか県外なのか、はたまた海外なのか。

バッチ系化学工場の設備では、輸送費が全体に占める割合は高くないものの差は出てきます。

材料費や加工費の方が大事なので、輸送費は余裕があればという感度でOK。

他に検査費や設計費なども内訳が貰えれば理想的ですが、全体に占める割合が低いのでほとんど意味はありません。

最後に

タンク・熱交換器のメーカー見積を比較するときに大事なことを解説しました。

仕様・納期・金額の3つに分けています。

特に金額はチェックできることが結構ありますが、エンジニアが一番疎かにする部分です。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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