機械設計

化学機械

水封式真空ポンプの封液は循環がおススメ?

水封式真空ポンプの封液は循環がおススメかもしれません。排出量だけを考えると明らかに有利です。運転トラブルを起こす原因になりかねないので、ストレーナーのメンテナンスや状態監視が必要になります。手間をかけて排出量を削減するという流れになるでしょう。
化学機械

真空ラインで粉体を詰まらせないための方法

真空ラインで粉体を詰まらせないための方法として、フィルター・水スプレー・サイクロンの方法を紹介しました。粉が必ず巻き込まれるという前提で、対策を取りましょう。真空ポンプを複数台置くという選択肢もあります。どれがいいかはユーザーの状況によって変わります。
材料

バッチプラント材料のトラブルがあったら最初に酸を疑おう

バッチプラントの材料トラブルではまずは酸を疑いましょう。酸性液体の反応が多く、金属を腐食させる原因となります。酸性ガスも透過や凝縮によりトラブルを起こします。アルカリ・スラリーなどの他の原因が目立つので忘れがちですが、王道は酸です。
化学機械

大型設備の台数制御化の検討で大事なこと

大型設備の台数制御化の検討で大事なことをまとめました。能力検証・メンテナンス体制・費用・設置場所の考えが大事です。リスクが下がる方向なので台数制御化はおススメですが、コストがアップするなど意外な可能性があります。検討する要素が多くチャレンジする価値は大いにあるでしょう。
化学工学

最適保温厚みの計算の現場への応用

最適保温厚みの計算を現場に応用するために、保温単価と熱量単価のパラメータを少し変えてみました。保温単価<熱量単価であると最適保温厚みが算出されます。逆だと保温厚みが小さいほど有利という結果になります。最適計算に縛られずに、運転条件の振れを考慮して、余裕を持った設計をしたいですね。
化学機械

ポンプの軸封で悩んだときはダブルメカニカルシール

ポンプの軸封で悩んだときはダブルメカニカルシールがおススメです。内容物の漏洩に強く、冷却液の選択肢が多く、メンテ費用が膨大に上がるわけではありません。シールレスポンプの方が安心感がありますが、一長一短あります。ダブルメカニカルシールは悪い選択肢ではないでしょう。
化学機械

タンク内液体を上部から手動でサンプリングするのは危険

化学反応などタンク内にある液体をサンプリングすることは、一般的に実施されています。サンプリングは例えば、マンホールを開けて手動で採取するイメージが多いですが、これは実はとても危険。危険物を扱っている場合には、静電気着火の可能性があります。タ...
化学機械

タンク内の液体を上部からサンプリングする方法

化学反応などタンク内にある液体をサンプリングすることは、一般的に実施されています。サンプリングは例えば、マンホールを開けて手動で採取するイメージが多いですが、これは実はとても危険。危険物を扱っている場合には、静電気着火の可能性があります。タ...
化学機械

タンク内の液を気体で押し上げるために必要な設備

タンク内の液体は、底バルブから抜き出すのが普通です。重力を使えるからですね。ところが、プラント内の液体ではそれが難しい場合があります。それが圧力容器。オートクレーブの類です。底バルブを付けてしまうと、液が漏れてしまうリスクが高くなるため、底...
化学工学

分液の視覚的イメージをざっくり解説

分液は化学プラントで非常によく行う操作です。プラント設計や機器設計でも分液を意識することはありますが、化学工学の比重を使った計算で終わってしまうことが多いです。実際に運転をしたり、トラブル時に考えようとしたり、類似設備がない状態で設計をしよ...