建設

配管

今さら聞けないバイパス配管ラインの基本

バイパスラインの基本と、バッチ系化学プラントでの使い方を紹介しました。ストレーナ・ポンプ・流量計などは使い方が結構難しいです。逆止弁やスチームトラップは、運転上・保全上必要となります。標準的にとりあえず付けていても良さそうですが、実際に使うかどうかは別問題ですね。
計装設計

アナログな現地式測定計器を疎かにしてはいけない

バッチ系化学プラントでアナログ計器としての圧力計・液面計・温度計・流量計の使い道をまとめました。圧力計は一時的なチェック目的で、液面計は法的対応として使います。温度計はあまり使いません。流量計は省エネ目的を期待します。
配管

切替ラインでP&IDが複雑になって管理が難しくなる理由

バッチ系化学プラントでは、切替生産が多いためP&IDがとても複雑になります。 1つ1つの生産で使うラインは少ないですが、生産が多いとラインが多くなります。 新たな生産品目を導入する改造工事を行う時には、既存品目と新規品目の両方が使えるように、P&ID上でのラインのチェックが必要です。
土建設計

大気圧タンクの風荷重と地震荷重の計算例

大気圧タンクでは風荷重と地震荷重の計算をします。タンクが空の時は風でタンクが飛ばされる可能性があり、タンクが液で満たされている時は地震で転倒するリスクがあります。どちらのケースでも耐えられるようにタンクの形状を考えたり、アンカーボルトを設置...
プロジェクト

プラント建設プロジェクトの崩壊度を外から判断する方法

プラント建設などのプロジェクトの進行管理は、そのプロジェクトの専任者だけが把握しているという場合が多いです。下手をすると、専任者ですら把握していなくて誰も把握してないなんてこともあるでしょう。社内の管理者など、専任者以外の人がそのプロジェク...
プロジェクト

設備図面でユーザーがチェックすること

設備図面をユーザーがチェックする検図。時間を掛けて行うわりに意味あるコメントが少ないかも知れませんね。本当にチェックすべきこと、というのはプロジェクトの特性以上に工場全体の思想に関わることです。それなりに大きな規模の工場で、設備投資が盛んで...
土建設計

パイプスタンドの強度計算と長期荷重・短期荷重

パイプスタンドの強度計算について解説します。長年使っている化学プラントでは、当然ながらパイプスタンドがたくさんあります。当たり前のように設置されていて、設計手順はすでに確立されていて、簡単にできる当たり前の構造物だと考えられてしまいます。実...
プロジェクト

検図はなぜ時間がかかるのか?

プラントエンジニアをしているとメーカーさんなどから、言われます。検図まだですか?もう作ってしまいますよ?大手さんは時間が掛かりますね・・・1度や2度ではありません。私の場合は素直に謝りますが、そうではなく単に「あと何日待ってください」という...
プロジェクト

既製品の活用とゼネコンへの発注に共通する「自分で考えない」

事務所建設の見積しているけど、プレハブで見積しようプラント増改築があるけどゼネコンに依頼しよう最近聞いたこの2つの別々の話題。繋がっていないように見えて、考え方が共通していることに気が付きました。それは「自分で考えない」ということ。設計にお...
配管

配管フランジの設置位置と内部点検

配管フランジの設置位置は内部点検に直結します。フランジを切り込むとよく言いますが、フランジをどこに設置するかで作業性が大きく変わります。液やガスの配管ならあまり意識しなくても、スラリー配管なら意識はしておきましょう。フランジに点検口の機能を...