土建設計

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化学プラントの床工事を長期的に削減するコツ

化学プラントの床工事を削減するためには、いくつかのコツがあります。 ビスを止めたり、根太で補強したりして、下の階に足場を付けないことが基本的な考え方です。 柱を予め出しておいたり、吊り耳を付けたりという、細かな配慮も効果的です。 後々のことを考えて、建設時からしっかりしたいですね。
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プラント工事のコスト削減は土建から

化学プラント工事のコスト削減は土建から考えましょう。 床の取外し枚数をターゲットに、設備の取外しのコストを粗く見積する時の考え方を示しました。 結果的に上から取り出す方が安いというケースが多いですが、床を基準に考えると比較の軸ができあがるでしょう。
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大気圧タンクの風荷重と地震荷重の計算例

大気圧タンクでは風荷重と地震荷重の計算をします。 タンクが空の時は風でタンクが飛ばされる可能性があり、タンクが液で満たされている時は地震で転倒するリスクがあります。 どちらのケースでも耐えられるようにタンクの形状を考えたり、アンカーボルトを...
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パイプスタンドの強度計算と長期荷重・短期荷重

パイプスタンドの強度計算について解説します。 長年使っている化学プラントでは、当然ながらパイプスタンドがたくさんあります。 当たり前のように設置されていて、設計手順はすでに確立されていて、簡単にできる当たり前の構造物だと考えられてしまいます...
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柱サイズが化学プラントの設計で効いてくる真の理由

配管設計などの空間設計を行うときに、柱サイズ(pillar size)は意外と関係があるということを紹介します。 土建設計は耐震基準のレベルアップとともに厳しくなっていく一方です。 それは仕方がないとしても、配管設計に影響がでるのは確か。 ...
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2階建てと1階建てのどちらがメリットがあるか考えました

化学プラントのような建設に関わっていると、2階建てと1階建てのどちらにするか考えることがあります。 自分で使うわけではないけど、与えられた条件を満たすために設計要素を組み合わせて最適化する。 オーナーズエンジニアの仕事でも、特にやりがいのあ...
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脚付きタンクの強度計算の考え方|材料力学の応用

タンクや反応器の脚部の計算の考え方を解説します。 ブラケット式ではなく脚式にすることは、結構あります。 この強度計算は実は、ユーザー側にはほとんど知られていません。 昔はちゃんと計算したのでしょうが、数多くの実例があるのでそこから図面をコピ...
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油分離槽やグリストラップの設計をそれっぽく行うコツ

油分離槽は化学プラントなど危険物製造所に必ずついている設備です。 他には飲食店などでグリストラップなどの表現でも、似たような機能を持った設備があります。 これらの設備は標準化されているので、自分で1から設計することはほぼ無いでしょう。 私も...
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柱の座屈の考え方【材料力学の基礎】

柱の座屈(Buckling)について解説します。 材料力学の基本的な範囲に限定します。 柱の設計はプラント建物以外にも架台やサポートなどその範囲は広いです。 梁のたわみについてはイメージを持ちやすいですが、座屈はあまりイメージを持ちにくく難...
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パイプスタンドの強度計算がこれで分かる!

パイプスタンドや柱の強度計算(strength calculation)に対する、基本的な考え方を解説します。 架台の強度計算と同じ発想で、材料力学の少し応用的な内容です。 材料力学を学んだ人向けですが、高校物理の力学の知識でも概要は理解で...