運転制御 X Facebook はてブ LINE Pinterest LinkedIn 2023.10.152024.11.05 記事内に広告が含まれています。This article contains advertisements. クッションタンクを化学プラントで使いこなすクッションタンクについて化学プラントの場合を考えます。 言葉通りクッション(緩衝)の機能を持たせたタンクです。 チラーなど一般的な機械に使われていますが、化学プラントでもクッションの機能を活用することはあります。 使う意味が少し異なりますが... 魔法瓶の原理が化学プラントの制御にも使われている魔法瓶(thermos)って皆さんご存じですよね? 水筒などに使われている、高い保温性を発揮するもの。 私も会社で水筒を使っていますが、魔法瓶の効果は絶大で重宝しています。 魔法瓶の保温性が高いことをシンプルに説明できるエンジニアが減ってき... 温度を変えると影響を受ける化学プロセス因子化学プロセス(chemical process)でとても重要な温度について解説します。 機電系エンジニアは化学工学をあまり深く理解しないケースが多く、温度を圧力などと同じ1パラメータとして理解しがちです。 温度を変えることは、化学プロセスで... 温度変化で見るバッチ系化学プラントの典型プロセスプロセス(process)系の製造を理解するうえで、定常と非定常という考え方は欠かせません。 大型の石油化学系のように連続プラントは定常のプロセスが多く、バッチプラントのような運転方法は非定常のプロセスが多いです。 一応はバッチ/連続と定常... 液体の密度・重さを利用したプラント運転制御8選化学プラントでの運転制御で液体の密度・重さ(gravity)を利用した方法を解説します。 水の密度や状態を利用した運転は、化学プラントに限らず一般的な機械でもごく当たり前に行っています。 古典的な話に見えますが、運転の本質的な部分です。 機... スクラバーユニットの運転制御の注意点スクラバーユニット(scrubber unit)の運転制御上のポイントを解説します。 プラントで発生するガスを吸収するために大活躍の、スクラバーユニット。 この運転をちゃんとするかどうかで、工場外近隣地域への環境問題や工場内の敷地での環境衛... 滴下による化学反応を安全に行うために必要な設備化学反応では滴下(dripping)という方法を一般的に採用します。 滴下はゆっくり反応させるということです。 A + B → C + D こんな反応式があったときに、普通は反応熱が出ます。 反応熱でタンク内の温度が上がり、温度が上がると反... 濃硫酸を薄めて希硫酸を作る設備の設計イメージ硫酸(sulfuric acid)を濃硫酸から希硫酸にするときの注意点を考えました。 連続的に硫酸を希釈する場合ではなく、バッチ的に希釈する場合です。 硫酸を希釈すると簡単に言っても、危険な要素がいくつもあります。 設計者でも丁寧に考える余... 大型設備の台数制御化の検討で大事なこと大型設備の台数制御化の検討で大事なことをまとめました。 能力検証・メンテナンス体制・費用・設置場所の考えが大事です。 リスクが下がる方向なので台数制御化はおススメですが、コストがアップするなど意外な可能性があります。 検討する要素が多くチャレンジする価値は大いにあるでしょう。 ガスライン口径に限界がある時の反応制御側で考えることガスラインの設計を例に、反応滴下速度を変えることで口径設計の限界を越えないという例を紹介しました。 設備上どうしてもできない範囲なのに、気が付かずに配管サイズだけを当てはめてしまうと、大事故に繋がるかも知れません。 設備のことを把握しつつ、運転条件の前提にも目を向けて、コミュニケーションを取りつつ設計をしていきましょう。