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化学機械

水封式真空ポンプの封液は循環がおススメ?

水封式真空ポンプの封液は循環がおススメかもしれません。 排出量だけを考えると明らかに有利です。運転トラブルを起こす原因になりかねないので、ストレーナーのメンテナンスや状態監視が必要になります。 手間をかけて排出量を削減するという流れになるでしょう。
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送風機・ファン・ブロアーの基本設計|オーナーズエンジニア向け

送風機/ファン/ブロアー(fan/blower)について解説します。 送風機はファンとブロアーと表現の違いがありますが、バッチ系化学プラントではファン・ブロアーが多いです。 これらの装置は化学プラントではとても重要です。 装置としてはポンプ...
化学工学

水蒸気蒸留と真空ポンプ蒸留での設備上の違い

水蒸気蒸留と真空ポンプ蒸留で設備は微妙に違います。 どちらも同じ蒸留なので、違いはないだろうと思っていたら、意外と差はあります。 コストやエネルギーと関わる話なので、プロセス設計や設備設計の基礎段階で判断しましょう。 プロセスエンジニアと機...
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送風機・ファン・ブロアーが閉塞する?原因と対策

送風機・ファン・ブロアーの設計では、単に気体を送るだけの機械と考えてしまいがちです。 ところが、多くのプロセスでは液体分を含んだガスを送ることになり、送風機・ファン・ブロアーでは液体が溜まってしまう問題があります。 最悪閉塞するということも...
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ラビリンスシールを化学プラントで採用する理由

ラビリンスシール(labyrinth seal)について解説します。 回転機械のシールといえばメカニカルシール。 その前世代にグランドシールがあって、他のシールは基本的には存在しないもの。 こういう感じで初心者のころは把握しがちです。 それ...
化学工学

真空ポンプによる運転調整3パターン

プロセス制御の一例として、真空ポンプ(Vacuum pump)の例を紹介します。 真空ポンプは化学プラントの運転では不可欠で、年々需要が高まっていきます。 大気圧下での運転で蒸留しようとしても、熱安定性が悪くて不可能という物質が増えています...
化学工学

水封式真空ポンプのプロセス条件の決め方

水封式真空ポンプ(water ring vacuum pump)の能力設計では、プロセス条件設計が必要です。 機電系エンジニアとしてはプロセスエンジニアに一任しがち。 負圧系の圧力損失や流量制御の考え方は、化学工学の少し応用的な発想の部分で...
化学機械

エゼクターが化学プラントで大活躍する理由

エゼクター(ejector)の駆動源ごとの使い分けについて解説します。 何となく理解しているだけでも使えてしまう、便利な真空装置。 反応で発生する排ガス吸収装置として、化学プラントで大活躍します。 環境への配慮も相まって、今後もその地位は安...
化学機械

水封式真空ポンプが化学プラントで重宝される理由

水封式真空ポンプ(water ring vacuum pump)について解説します。 真空ポンプは、化学プラントでも非常に多く使います。 その中でも水封式が最もメジャーだと私は勝手に思っています。 ドライポンプ・油ポンプの方が、世間一般には...
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ガス吸収の設備システムがプラントの安全運転に重要な理由

バッチ系化学プラントのガス吸収(gas absorption)装置システムを3つ紹介します。 化学プラントって何が危険だと思いますか? 改めて問われると答えに結構困ると思います。 圧力が高くて何か爆発しそう 温度が高くて燃えそう この辺のイ...