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化学工学

熱交換器とシールポットの使いわけの基礎

反応器に熱交換器とシールポットのどちらを付けるのが良いか、メリットデメリットを考えました。汎用性を考慮するなら圧倒的に熱交換器です。バッチプラントの場合は汎用性を求める方が良いでしょう。コスト削減など一部の狙いを重視するならシールポットは1つの手です。熱交換器が必須というわけでないので、選択肢として持っておきましょう。
化学工学

真空系と常圧系でここが違う|化学プラントの運転

真空系(vacuum)について考えます。化学プラントなどの運転では、化学工学の単位操作の理解が欠かせません。プラントエンジニア初心者なら、常圧を前提とした勉強を最初は進めていきますが、蒸留など減圧操作の勉強をしていくと、ふと気が付きます。今...
化学工学

単位系の基本|化学工学の初歩

単位(unit)について、化学プラントの機械設計で使うものをまとめます。学校ではMKS単位(m・kg・s)で学んで、実務の場でも当たり前に使うのだろうと想像している学生さんや若手エンジニアさんは多いと思います。私も20年以上前にそんな感じで...
化学工学

料理と化学プラントの操作|意外と関連しています

料理(cooking)を通じて化学プラントの操作を知ることができます。私も料理はほとんどできません。適当にクッキーを適当に作ったときに「あれ?これって化学プラント現場で既視感がある」とふと思いつきました。機電系エンジニアで料理を自分からする...
化学工学

反応器内で行う典型9操作|バッチ式化学プラントの運転

バッチ系化学プラントの反応器(reactor)内で行う、典型的な工程を解説します。バッチ生産は反応器単位で、工程を考えます。例えば以下の反応器で1工程を実行します。この1工程内にはいろいろな操作があって、今回はこれを9ステップで解説します。...