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私が会社を辞めたくなった瞬間4選

会社辞めたい キャリア
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私は新入社員として今の会社に入社して20年、ずっと同じ会社に勤めています。

そのほとんどの期間が1つの工場。

学ぶことがいっぱいあり、楽しいと思うこともありましたが、逆に嫌だと思うこともいくつかありました。

中でも強烈に記憶に残っていることは、数回程度あります。

その頻度は年を追うごとに高くなっています。

今すぐP&ID持って現場に行け(残業)

「今すぐP&IDを持って現場に行け。解決案を出すまで戻ってくるな」

一番最初に、会社を辞めたくなった瞬間です。

製造管理者をしていた時のことです。

10年くらいたったある日、現場でトラブルがありました。

すぐに回避策を考えるべく、配管ルートを調べて使えるものを探さないといけませんでした。

コンタミとかいろいろ考えないといけないけどそもそも物理的にラインがあるのか、という意味で上司は指示していたらしいのですが、当時の私はそんなことを知るはずもなし。

単に現場に放り出されて、分かるまで戻ってくるなという指示でした。

本当なら私が担当するのではなく、もう少し若い人や現場の人が見るような内容でした。

たったの10年とはいえ積み上げてきたものがある中でそれが破壊され、分からない仕事に対して泥臭く動かないといけなくなった時に、惨めな気持ちになったことを覚えています。

日頃の仕事のプレッシャーに負けそうになっている時に、急に大きなハードルが降りてきた。もうどうしようもない。

辞めよう。

こんな感じでした。

結局、どうやって解決したかは覚えていませんが、自分以外の誰かが何とかしたのだと思います。

逆にこれまでの間、こういう突き放され方はされなかったのが幸運だと、今となっては感じています。

だからお前は駄目なんだ

入社して12年目くらいのこと。

その時の上司は、性格が非常に問題な人でした。

仕事はできる人。

だからこそ、部下である私の仕事の不出来に対して大きな不満を持っていたはず。

それは薄々感じていました。

ある日、とても初歩的なミスをしてしまいました。

その時に、上司に言われたひとこと。

「だからお前は駄目なんだ」

これは、効きました。

何でそんなことを言われないといけないのだろう、なぜわざわざこんなことを口に出すのだろう。

今でも不思議に思っています。

他にも「何しに来たの?何も役に立ってないでしょ?」という発言も普通の会話でいきなり言われたこともありました。

そんな人は今でも昇進していっています。本当に不思議です。

その人だけが問題というわけでなく他にも同じような人はいたらしいですが、今では絶滅危惧種。

当時は自分が駄目なので辞めた方が良いのかな・・・って思っていましたが、駄目というわけでもなさそうです。

相談なしの露骨な人員再配置

入社して15年目以降。

管理職として組織の人員配置や仕事の割り振りを考える立場にありました。

ところが、私に何の相談もなくいきなり人の配置を変えたりする上司で、不信感は高まっていきました。

何も信用されていない役に立たない存在。

そう感じた瞬間に、会社を辞めようと思うようになりました。

今では、その部署から異動して表面的な問題は解決しています。

本質的な問題はまだ残っていますが、何が正しいかは後になって分かることなのでしょう。

勝手にあれこれ配置を変える上司が悪いのか、相談や提案をしない私のような存在が悪いのか・・・。

陰口だらけの職場

同じく入社して15年目以降。

悪い事や不満があっても、その場で言う人がほとんどいない職場に居ました。

風通しのよさが全くなく、何か言っても陰で文句を言われていたり、別のルートで不満が漏れてきたり。

そういう職場では何もしないで波風を立てないことが、精神的に一番いいと判断してしまいそうになります。

ますます職場が硬直化されて、悪くなる一方。

そんな場所からは一歩も二歩も引くのが健全です。

同じ工場にずっといると、自ずと入ってくるこういう噂は、健全ではないと思います。

噂話を聞くたびに、「会社を辞めよう」と感じる癖が付きました。

別の職場では、不満があってもちゃんとオープンになっています。

陰口を言うよりはよっぽど良い環境でしょう・・・。

参考

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最後に

20年も同じ会社に居れば、いろいろあります。

中でも会社を辞めようと感じる機会は数回はありました。

完全に放り出されたり、人格否定に近い発言をされたり、相談なく勝手に環境を変えられたり、陰口が多かったり。

同じ場所に居れば居るほど、こういう噂を聞く機会が増えるので、異動というのは上手くできたものだと思っています。

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