同期会では当然出てくる話題に、あの人は今何している?という鉄板ネタがあります。
頻繁に同期会をする関係であればこの話題はしないでしょうが、頻度が少ない場合や別の事業所から来た人との会では、必ず出てくる話題です。
この話題が出ると、いろいろなことを感じます。
同期会は、自分が知らない世界を知れるチャンスです。個人的には積極的に参加する方が良いでしょう。
仕事に関係なくても人生勉強になる要素があったりします。
情報量が違う
同期の間での情報量が相当違います。
私のように連絡網の末端に居る人は、ほとんど情報が無いと言っても良いでしょう。
年が経つほど、他人のキャリアを正確に覚えている人は少ないのですが、ゼロかゼロでないかという世界で情報量が違います。
積極的に情報を集めるコミュニケーション力の高い人は、社内でゼロとは言いませんが、あまり多くはありません。
SNSで繋がるというのも長くは続きませんが、情報をゼロにしないという点で有効です。
そこまでしなくても、本社や人数が多い事業所に居ると、小さな同期会を頻繁におこなっていたり、見学や研修などで外から同期が来るので連絡を取り合ったりできます。
単純に勤務地によるメリット・デメリットが発生します。
仕事上では何の関係もありませんが、同期の近況を離している時に何も情報を出せないと、ちょっとした劣等感を感じます。
飲み会が終わって寝て次の日になるくらいまでは、引きずってしまいます。
退職者は多い
同期の情報を聞くと、退職者が多いことに改めて気が付きます。
会社が公表している数字ではなく、個人名とその背景を知るという点が同期会ならではのメリット。
とはいえ、細かい情報は出てきません。
- 退職して次の仕事は何なのか?
- 退職した理由は何なのか?
何となく周りから聞いた情報が、薄く伝搬していきます。
退職した人とも関係が終わっていないという例も、いくつかあります。
今の職場を知っている人は少ない
同期なので入社当時のことは知っていて、配属先も認識している場合は多いです。
ですが、10年20年30年と経っていくうちに、他人のキャリアに興味を持つ余裕はなくなります。
その人が今どの職場で何をしているのか?
興味を持っている例の方が少ないです。
だからこそ同期会で同期の今の話をしても、意外と盛り上がりません。
大きな会社になればなるほど、難しくなりますね。
昇進の差は気が付きにくい
同期の間での昇進の差は気が付きにくいです。
今の職場を知らなければ、その途中のキャリアを細かく見る気にはなれません。
主任や課長に上がるのに1年遅れた速かった
この差は、当事者がその当時にかなり明確に意識するとしても、周りの人はほとんど意識していません。
仮に情報を持っていたとしても、同期内で先に昇進したかどうかという話をするのは結構敏感な問題になるので、しない方が良いでしょう。
特に先に昇進した側から話題にするのは危険です。
意外なキャリア
同期の話を聞いていると、意外なキャリアに気が付きます。
- 理系の職場から文系の職場に切り替えた
- 20年以上ずっと同じ職場に居続けている
- 留学や海外経験がある
辞めていないとしても社内の中で、密かに動いている話を聞けます。
この中でも同じ職場に居続けている人には、かなり同情されます。
引っ越しを伴わないで、同じ事業所内で別の仕事をしている方が健全だという認識だからですね。
存在が知られていない人
同期会の中でも、話題に上がらない人がいます。
存在そのものを知られていない人です。
名前が挙がったとしても、「誰だっけ?」となります。
集合写真などで顔を見ても、同じく「誰だっけ?」。
少し悲しい気もしますが、同期との付き合いが面倒と考える人にとっては、これで良いでしょう。
実際、仕事上で同期かどうかという話はそこまでプラスにもマイナスにも働きません。
同じ会社で、自分の知らない世界を少し知れるという程度でしょう。
興味が無ければ関わらない、存在を知られないということも問題ないと思います。
参考
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最後に
同期会ではあの人は今何をしているの?という話題が出ます。
同期の中でも情報量に違いがあります。退職者は多いです。
今の職場を知っている人は少なく、昇進程度の情報はほとんと興味を持たれません。
意外なキャリアを持っている人がいます。
仕事に関わらない情報ですが、知らない世界を知ることができます。
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