thinking

プロジェクト

プラント設計で配管設計が最重視されなければいけない7つの理由

プラント設計では配管設計はとても大事です。良否は装置サイズや動線に影響を与えたり、液ガスが流れなくなったりします。配管の数が多いので考えることは多く、建設コストやメンテナンスコストにも実は影響を与えます。ただし、それらの問題が表面化することは少なく、運用でカバーされがちです。配管設計者の質が今後も大事になることは確かですね。
プロジェクト

コンカレントエンジニアリングで無理すると起こるトラブル

コンカレントエンジニアリングを無理しすぎると、研究~トライアルの各種工程で確実に劣化が起きます。タイムリーな情報共有ができていれば、まだ何とかなることでも、最近の人の働き方は縦割りになっています。その結果、どこかで無理しても生産活動という目で見ると、得はしません。
プロジェクト

プラント建設で新しい思想を安易に取り入れると起こる悲劇

プラント建設で何か1つでも新しいことを入れるというのは、今ではあまり進めない方が良いと思っています。導入するからには、その影響範囲を長期的目線で評価しようとする意志と態度が必要です。導入できなくても、影響範囲をちゃんと評価して結局今のシステムが最適だったと発信できるなら、設計者としてのスキルを疑われることは無いと思います。
働き方

気が付いたらシステムが改悪されてしまう背景

若手は見ている範囲が狭くて、不具合にだけ着目して何とかしようとしがちで、デメリットを考えにくいです。中堅になるとバランスを見るようになりますが、人数が少なく若手のフォローが追い付きません。ベテランは過去の考え方を残さず、自分たちの失敗を若手が乗り越えてほしいという丸投げに近いシーンをよく見かけます。
プロジェクト

プラント建設で安全に次に何を重視するか

プラント建設では安全が最優先ですが、次に優先するものは何でしょうか。立場によって変わってきますが、工期・品質・予算などいくつか考えられます。エンジニアリング担当者の目線では工期を優先させて、製造と密にコミュニケーションを取ると最も被害が少なくなると思います。全部を達成したいのですが、現実は厳しいです。その場合のことを考えておきましょう。
プロジェクト

バッチ系化学プラントの建設設計だけを考えていると後々困ること

バッチ系化学プラントの建設設計だけを考えると、設備の標準化ができなかったり、1プラントの将来性だけを考えたり、設備の交換ルートを考えなかったり、他プラントのトラブルが反映されなかったりします。情報の蓄積とアピールが大事ですね。
プロジェクト

失敗から学ぶ化学プラントのプロジェクトマネジメント

バッチ系化学プラントのプロジェクトマネジメント(project management)で起こる失敗について考えます。プロジェクトを進めていき現地工事を終わらせ、いざ生産を始めようとすると予想しなかった問題に知直面することがあります。「想定外...
プロジェクト

プロジェクトマネジメントで大事な要素5選|化学プラント建設

化学プラントのプロジェクトマネジメント(project management)で特に大事なことをトピックス的にまとめました。化学プラントのオーナーエンジニアは日常の小規模改造工事などを通じてスキルを醸成していきますが、プロジェクトレベルの仕...
プロジェクト

プラント増改築の設計段階でオーナーズエンジニアが考えていること

プラントの増改築プロジェクトの設計段階で、オーナーズエンジニアが考えていることをまとめました。オーナーズエンジニアが何をどう考えているかを知る機会はあまりなく、一方的な情報のやり取りをしていることが多いでしょう。忙しくて対内・対外のコミュニ...
プロジェクト

プラント設計って重要?真面目なオーナーエンジニアへのメッセージ

プラント設計(plant design)の仕事を15年以上経験してきた私は、自分の仕事の付加価値を常に疑問に思っています。オーナーズエンジニアは特にこの疑問を抱えやすいです。付加価値といってもいろいろなベクトルがありますが、何に力を使うかは...