【機械設計】バッチ系化学工場でのコンベックススケールの使い方

保全配管

NEONEEETです。

この記事は、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアを対象としています。

この記事を読むと、バッチ系化学工場でのコンベックススケールの使い道について知ることができます。

結論

バッチ系化学工場でスケールを使うのは、

配管寸法・設備寸法・作業性

の測定のためです。

はじめに

コンベックススケールとはいわゆる普通のスケールの事です。

機電系設計者・プラントエンジニアの必須アイテム

バッチ系化学工場での使い道について紹介します。

配管寸法の測定

配管エンジニアとの議論時に使います。

特にバッチ系化学工場では、

古い設備に最新の思想を無理やり押し込む

という風潮が非常に多いです。

ここで設備案を構築する機電系設計者・プラントエンジニアは

配管寸法を測定するためにスケールを使います。

設備投資を考えるときに、測る現場の寸法はそこまで高い精度は必要ありません。

大体2mくらい、というような雑な使い方の方が多いですが、

100mmくらいというオーダーで図ることもあります。

それより低い10mmのオーダーになると、配管エンジニアの仕事。

また、配管口径を調べるためにも使います。

これは目視で確認したり、フランジの刻印を見ても分かります。

設備寸法の測定

特に、ポンプなどの床面近くに置く設備の距離を測るために調べます。

  • 床面にどれだけの空き平面があるか
  • 新たなポンプを置くことができるか

こういった使い方が多いです。

もっと大きな設備になると、スケールで図って空間余裕があるということの確認はあまり意味がありません。

それ以上に重要なことは、土木建築の設備基礎

これはスケールで確認することはできません。

作業空間の測定

バッチ系化学工場でスケールを使う機会が最も大きいのはこれだと思います。

現場で行う諸作業の中で、色々な設備や備品を設置する必要があります。

例えば

  • 高所での作業のための作業架台
  • 重量物を上げ下ろしするための作業場所

これらの設計は非常に難しいです。

  • 現場運転員は図面を見ることが難しい
  • 設備設計者は現場の作業を知ることが難しい

機械エンジニアはこの中間的な立場として、両方の考え方を習得する必要があります。

そこでスケールは大活躍。

現場で作業性を議論するときに、大半の人はスケールを持っていきません。

最近は機械エンジニアですら持っていきません。(これは論外)

スケールを使って以下のような事を考えることが多いです。

  1. 600mmの通路が必要だが、その通路に邪魔にならないような作業台を設置することを考える。
  2. 作業台に一定の大きさが無いと、その作業が返って危なくなる
  3. 通路の確保も作業台の確保もするために、周囲配管の改造をする

最近は、コストミニマムの思考が強く、

3を実施せずに、最低限の大きさの架台で済ませようという傾向が強いです。

現場運転部の管理者にそういう思考が増えています。

これは長期的には好ましくない。

管理者も数年で異動するから、それまで問題が起きなければ良い、という思考です。

おわりに

スケールは色々な場面で使います。

バッチ系化学工場で機電系設計者・プラントエンジニアが使う時には、そこまでの精度は必要ありません。

その代わり、どういう使い方をすべきかが大事です。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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