プラントエンジニアとして働く中で、職場選びや将来のキャリア設計に悩むことは多いものです。このカテゴリでは、現場で活躍するエンジニアが直面しやすい課題や不安に焦点を当て、どのようにして自身のキャリアを築くべきか、また適切な職場環境の見極め方について解説しています。
具体的には、仕事選びのポイント、スキルアップの方法、業界の動向に基づいたキャリアパスの提案などを通じて、読者の皆様が将来に自信を持って歩んでいけるようサポートします。
働き方 石油化学だけの話と思っていない？化学業界を覆うコモディティ化の本質
「石油化学だけの話と思っていない？化学業界を覆うコモディティ化の本質」は、石油化学だけではなく、バッチ系化学工場も含めた業界全体に広がりつつある「技術の平気化」とその問題点を解説します。
資格 化学工学の勉強に使って本当に役立ったおすすめ参考書4選【実体験ベース】
化学工学の勉強に使って役立ったおすすめ参考書を5冊紹介。基礎から応用・実務まで、自分に合った本を選んで効率よく学びましょう。
キャリア 住友化学も人員削減へ：三菱ケミカルに続く構造改革の波
住友化学の人員削減と構造改革について、三菱ケミカルとの共通点やエンジニア視点での影響を解説。経営戦略説明会の内容をもとに、今後の方向性を読み解きます。
働き方 プラントのトライアルで問題が起きないように取り組む裏で起きる問題
化学会社のトライアルでは、失敗を過度に恐れるために、いろいろな場所で余裕を設けてしまいます。予算・工期・反応・品質・設備などどんどん膨れ上がっていきます。これは結局はコスト（と工期）に直結します。高いなら安い地域で依頼する方が健全と考えるのも仕方ないですね。
働き方 現場の声は届かない？ 製造業で“根深い問題”に向き合う習慣とは
工場で起きる問題に対し、本社は本質を見ていない？製造業の“現場と本社”のズレを踏まえながら、根本原因を見抜く思考法と行動のヒントを紹介します。
キャリア 化学工場の機電系エンジニアが海外出向から戻って期待したことと実際
海外出向から戻ってきた時は、会社に色々と期待した記憶があります。実際にはそのほとんどは叶えられず、昇進がわずかに速くなったくらいの結果しか得ていません。個々に期待してもあまり意味は無いですが、無いよりはマシ。それよりはもう一度海外に出向して知見を広げたいですね。
働き方 機電系エンジニアの内面にあるこだわりと外から見た印象の違い
機電系エンジニアとしてこだわりを持って仕事をしていましたが、実はそれはあまり周りには響いておらず製造の一部の人にしか評価されていませんでした。それが上手くいくこともありますが、意味がない場合も多いので、変なこだわりを持たなくても良いと思います。
デジタル化 【化学プラントの現実】データ公開しても誰も見ない理由とは？
化学プラントでのデータ共有が期待通りに機能しない背景と、その改善策について解説します。PIシステムや設備トラブル情報、設計書の活用実態を踏まえ、効果的な情報共有のあり方を考察します。
働き方 足し算ばかりで引き算をしない結果起こること
既存の仕組みに何かを足すということはとても簡単です。起こった問題の不備を適当に探し、底に対策を取れば、今後同じ問題は起きないだろうと錯覚してしまいます。何かを足せば何かを減らすという姿勢が大事だと思っています。
キャリア この6年間を振り返って
年度末の良い機会に、6年間を振り返ろうと思います。この6年間は仕事の点で大きな転換点になっているだろうと今になって思います。転換は過去にもあったのですが、気が付いたら元の仕事に戻ってしまった状態からスタートした6年です。言語化しておかないと...