【発狂・申請】腕時計や空調服は火気使用作業?

保全工事

NEONEEETです。

この記事は、化学工場のエンジニアを対象にしています。

この記事を読むと、化学工場の工事現場の火気使用作業での異常さについて知ることができます。

火気使用作業は申請が必要

火気使用作業とは何でしょうか?

化学工場の工事現場で最も恐れないといけない作業です。

化学工場では燃えやすい有機溶媒を大量に扱っています。

そこで火を使うと、容易に大爆発を引き起こします。

簡単に死にます。

それも多くの人が。

化学工場の運転中に火を使うことは絶対に許されません。

許されるのは、運転を止めて系内を洗浄した後のみです。

火を使う作業として、いくつかのパターンに分けることができるでしょう。

  • 溶接や溶断などの火が実際に目で見える工具
  • グラインダーなどの火花が見える工具
  • インパクトレンチなどの電気工具
  • 発電機などの内燃機関がある工具

細かく分けるとこれくらいの分類が可能です。

いずれも火気使用作業として分類できます。

これらの作業を行う前には、所轄官庁への申請届出を行います。

官庁に対しては、普通は、工事の開始から終了までの全体日数に対して1件の申請を行います。

一方、社内手続きとして日々や一定期間に対して、申請を作成します。

毎日手続きをしている会社が多いでしょう。

手続きの対象も会社によってバラバラでしょう。

ルールが決まっていないと、自粛警察よろしく簡単に狂える日本では、

異常とも思える火気作業の手続きをしている会社もあります。

今回はその例を紹介します。

火気使用作業の異質な例

さて、それでは狂った火気使用申請の対象を紹介しましょう。

例① 携帯電話

携帯電話は現場工事での必須アイテム

日々状況が代わり、移動する人が多い中で、連絡をタイムリーにとるためには必要です。

100人強の作業員が出入りする工場現場では、携帯電話の電波の繋がりが悪くなることも、日常的に起こります。

その携帯電話も、火気使用作業に該当させる場合があります。

なぜでしょうか?

バッテリーを使っているからですね。

ここで火花が発生する可能性があります。

もちろん、防爆携帯も存在します。

iPhoneに防爆ケースを付けて販売している場合もあります。

これはまだ許容可能なレベルです。

これでも異常で拒否反応が強い人は、化学工場での勤務は難しいでしょう。

とはいえ、化学工場勤務者で、火気使用工事を取り締まる工事担当者ですら

防爆携帯と非防爆携帯の違いすら分かっていないですけどね。

  • ポケットの中にガス検知器を入れていても、作動しない
  • ポケットの中に非防爆携帯を持ち込んではいけない

この2つの矛盾を意識せずに、両方とも否定するのがオーナー側の工事担当者。

ポケットくらいで外気と遮断できないのであれば、ガス検知器をポケットの中に入れても作動可能。

逆にポケットくらいで外気と遮断できるのであれば、非防爆機器の持ち込みは日常的に可能。

会社で働いていたら、こんな矛盾いくらでも見つかりますよ ^ ^

例② 腕時計

腕時計も対象となりそうです。

特にボタン電池型

ロジックは携帯電話と同じです。

これはかなり狂っています。

腕時計を拒否している工場はそこまで多くありません。

というのも、腕時計の電池など非常に小さな電流だからです。

私も真面目にブラシ放電なのかコロナ放電なのか調べたことはありません。

仮に静電気着火が起こるレベルの火花が発生したとしても、腕時計は人の腕にくっついているので、人体を通じて地面に放電するでしょう。

これを言い出すと、携帯電話も同じですけどね ^ ^

例③ 空調服

空調服は最近のトレンドです。

作業服の中に空調ファンが付いているものですね。

熱中症という生死にかかわる問題解決のために、開発された作業服。

これが火気使用作業に該当します。

なぜかって?

冷却ファンを動かすからですね。

そこまではいいでしょう。

狂った会社は、空調服を火気使用工事として申請していないがゆえに、空調服の使用を認めない。

ということを平気で言ってきます。

いや、もう、どこから突っ込んでいいのやら。

とりあえずオーナー側の化学会社は、現実から離れすぎていて、さらに殿様状態になっているのは確かです。

岩盤規制と同じ

火気使用工事の許可は岩盤規制と同じ発想でしょう。

「できる限り許す」という発想ではなく、「できる限り許さない」という発想です。

便利なもの、技術発展を容易に許しません。

これは、役所と同じ。

化学工場の技術レベルがいつまで経っても進展しない理由の1つ。

火気使用作業の異常な取り締まりは、工事現場の技術発展を阻害する方向です。

最後に

狂った化学工場では、最新の技術に対応する能力は養われません。

常に現状維持

20年、30年、40年前と同じ発想。

それでも競争力のある会社なら問題ないでしょうけど。

工場レベルでは、日々技術進歩を感じずに同じ仕事をしていると感じるでしょう。

その仕事は機械が代わりに行う時代が来てもおかしくありません。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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