【番線・厘木・ジャッキ】化学工場の配管の仮止め方法

配管配管

NEONEEETです。 

何であんなところに番線が残っているのですか?

配管仮止めの番線の取り忘れですね。

この記事は、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアを対象にしています。

この記事を読むと、化学工場の配管の仮止め方法を知ることができます。

化学工場の配管の仮止め方法

化学工場の配管の仮止め方法を紹介します。

配管工事で現地に配管を取り付ける手順は以下の流れになります。

  • プレファブ
  • 仮止め
  • 寸法合わせ
  • サポート本設

配管図を基にプレファブ製作をしても、それだけで完全に狂いなく配管を付けることは100%不可能です。

現地調整配管が必ず必要となります。

そのためには、プレファブ配管をある程度作って、現場で一気にくみ上げていきます。

そして残りの調整部分の採寸をして配管製作をして、

ようやくサポートを本設することができます。

サポートの溶接を現地で行うタイミングは、配管工事の中でもかなり後半になるということですね。

仮止め方法も本設と同じく、いくつかの種類があります。

番線

配管の仮止めの鉄板は、番線です。

鉄板で仮止めするわけでなく、番線で仮止めしますからね(笑)

番線とは、針金のことですね。

柔らかく手でも変形する鉄の針金です。

シノ付きのラチェットレンチを使って番線を締め付けていくシーンは、化学工場の配管工事でよく見かけます。

簡単に加工できて、かなり強い力で固定できるので、仮止めとして重宝します。

化学工場の仮止めのうち9割以上は番線を使います。

工事だけでなく、生産時の非定常作業などでも使います。とにかく便利。

厘木

厘木とは木の棒のことです。材木です。

バタ角と呼ぶこともあります。

厘木は木なので、番線よりも強い力で支えることができます。

番線で固定しているだけだと風で配管は揺れます。

鉄やステンレス配管ならいいのですが、ガラスライニング配管やFRP配管などは割れます。怖いです。

こんなときは厘木の出番。

厘木は、高い位置にある配管を固定するときに使う印象が強いです。

また、番線では届かない架空の配管を支えるためにも厘木は使います。

厘木は配管だけでなく、設備を地面に仮置きする場合や槽内の仮設足場などにも大活躍します。

番線は入手しやすいので問題ありませんが、厘木は入手が意外と難しいです。

厘木を管理資材として工場に常設している場合も多いでしょう。

足場パイプと同じ発想です。

ジャッキ

ジャッキも配管の仮止めとして使用します。

ジャッキは荷重をしっかり受けて、配管の高さや勾配をしっかり決めたい場合に使います。

大半は厘木で対応できますが、ちょうどいいサイズの厘木が無い場合にはジャッキの出番。

ポンプや反応槽のヘッダーで、ジャッキを使うケースがたまに見られます。

ジャッキなので位置調整は容易にできます。

高さ調整・購買調整が楽だから、ジャッキを多用したいところですが、

重い・スペースを取る・高い、などのデメリットもあります。

ケースバイケースですね。

最後に

化学工場の配管の仮止め方法を紹介しました。

番線・厘木・麟ジャッキ

9割以上は番線で仮固定します。

強度が必要な箇所で厘木も使い、

垂直荷重を真面目に受ける場合に、ジャッキを使用することがあります。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

コメント

Translate »
タイトルとURLをコピーしました