化学工場の機械エンジニアがしがちな業務の引継ぎとその結末

図面,現場働き方

NEONEEETです。

引継資料を作りました。詳細は資料を見てください。

表面的なことしか書いていない・・・。

この記事は、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアを対象にしています。

この記事を読むと、化学工場の機械エンジニアがしがちな業務の引継ぎとその結末について知ることができます。

化学工場の機械エンジニアがしがちな業務の引継ぎ

化学工場の機械エンジニアは引継ぎが極めて下手だと思っています。

少なくとも私が働く会社でスムーズに引継ぎをしている人はいません。

3月末は異動や業務見直しがあって、引継ぎをする機会が多いですよね。

今回は、化学工場の機械エンジニアがしがちな引継ぎとその結末を紹介します。

案件を並べているだけ

化学工場の機械エンジニアの引継は「工事案件」をリスト化しただけの物がほとんどです。

ひどいものではターゲットである工事時期すら書きません。

機械エンジニアの業務は予算見積→詳細設計→機器発注→工事設計→現地工事という仕事の流れがあります。

この仕事の流れのどこまでを記載したのかすら書かないこともよくあります。

最低限のことすらできていないで「何とかなるから大丈夫」程度の発言しかしない人が多いです。

背景の説明がない

機械エンジニアの説明は背景がありません。

案件の説明をした後で、機器の仕様の話が急に始まります。

仕事は流れがあります。

上流工程から仕事を受けて、自部門で付加価値を付けます。

そのため上流工程の背景は引継ぎにおいても非常に大事です。

具体的には化学プロセス。

機械エンジニアは化学プロセスの理解ができない人が多く、引継でも意図的にプロセス説明を省略する人が多いです。

「熱交換器10m2を更新する仕事」

こんな言い方をします。

これでは、スムーズな引継とは言えません。

プロセスを含めた説明だとこんな感じでしょう。

○○製品の△△工程常圧蒸留ベントコンデンサー10m2を更新する仕事」

「○○製品の△△工程」という具体名を表記しないエンジニアは非常に多いです。

プロセスを把握していないことが丸わかり。

とはいえ、化学工場のプロセスは非常に多岐にわたるので、全部を覚えられるわけではありません。

そこで次に「常圧蒸留」というような運転条件を加えます。

これで普通のエンジニアならある程度のイメージが可能。

それでも具体的な役割が特定できないために「ベントコンデンサー」などの表現をします。

この説明、できる機械エンジニアは本当に少ないです。

引継ぎ前までに行った思想がない

機械エンジニアは引継ぎ前までに行った思想を説明しません。

「ベントコンデンサーの機器発注まで終わった」

こんな表現しかしません。

そこまでに色々なやり取りがあるはずで、思想や想いがあるはずです。

それを意図的に説明しないエンジニアばかり。

「ベントコンデンサーは既設と同じ仕様で発注しているが、見積先からの回答が遅かった。注意して図面や納期の管理をしてほしい」

こんな説明は可能なはずなのに、機械エンジニアは誰もしようとしません。

業務に不誠実と言われるレベルです。

業務引継不足が起こす結末

機械エンジニアの引継不足が起こす結末を紹介しましょう。

情報整理に時間が掛かる

引継で情報が不十分な状態のため、仕事がスタートできません。

そこで行うことは、周囲の人に聞くこと。

その情報整理に時間が掛かります。

周りの人も時間を取られて、迷惑ですよね。

引継する人が雑にすることで、大勢に人の時間を奪います。

業務全体を見た場合、引継のたびに大きく足踏みをしてしまいます。

間違った設計をしてしまう

引継が不十分だと、間違った設計をしてしまう可能性が高いです。

「○○法でここは△△mの距離を取らないといけないのに、していなかった」

これは本当にアウトの例ですが、それに近いことは非常に多いです。

引継不足が会社全体に大きな損失を与えます。

最後に

化学工場の機械エンジニアがしがちな業務の引継ぎとその結末について紹介しました。

案件を並べているだけ・背景の説明がない・引継前までに行った思想がない

引継が不足していると情報収集に時間が掛かり、最悪は間違った設計そしてしまいます。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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