【実務で役立つ】突発の予算見積業務が複数重なったときの対処法3選

金 予算 見積見積

NEONEEETです。 

来週までに見積してください

いや、無理に決まっているでしょ・・・。

この記事では、突発の予算見積業務が複数重なったときの対処法について解説します。

突発の予算見積業務が複数重なったときの対処法

工場のユーザーエンジニアが忙しくなる時というのは、主に以下の3種あります。

  1. 大型工事で問題がおきて現場で指揮をしないといけないとき
  2. 日常の運転で設備故障が起きた時に解析をするとき
  3. 次期中期の予算見積をするとき

今回は3番についてです。

予算見積と聞くと、工事会社や外部のエンジニアリング会社やメーカーなら1か月以上かかるものが普通と思います。

ところが、ユーザーエンジニアだと1週間億円のオーダーの見積を要求されたり、1分数十万円規模の見積を要求されたりします。

次期中期の予算は今後3年程度の方針を決める重要な予算であるにも関わらず、

投資案が決まらないので予算見積に動くまでに時間が掛かるのが問題です。

バタバタしがち。

どれだけバタバタするかが、工場ひいては会社の実力や風土と言えるかもしれませんね。

無計画な会社ほどバタバタするのは言うまでもありません。

そんな中でも気持ちよく仕事をするための対処法として、私が実践していることを紹介します。

どれだけ予算見積の依頼が来ても、定時で上がるためのコツですね。

主要な単価を記憶しておく

取り扱っている業務で登場する見積のうち、主要な要素の単価は暗記しておくべきことです。

化学工場なら以下の要素は押さえておきたいですね。

  • 設備の予算
  • 配管の単価
  • 計装品の概算額
  • 電気工事の概算額
  • 土建工事の概算額

設備予算はタンクやポンプなどの価格です。

タンクなら100万円オーダー、ポンプなら10万円オーダーで覚えていればOKです。

配管は鉄やステンレスのm当たりの単価を知っていると強いです。

1分で見積ができるレベルになります。

配管コスト = 口径 × 係数 × m数

というくらいの簡易式で使えると良いですね。

例えば、鉄なら0.3・ステンレスなら0.5というような分かりやすい数字が理想です。

計装品は自動弁や計器を1つ付けるならどれくらいという概算でOKです。

大体は1個100万円という感じですね。

電気工事も似たように1本100万円です。

土建工事はやや難しいですが、主要工事の概算額は知っておきたいですね。

ポンプ1台50万円、梁の改造1000万円、架構1スパン5000万円というようなオーダーです。

機械エンジニアだから設備配管だけを記憶していれば良いわけではありません。

電気・計装・土建などの付帯設備も精度が悪くても、暗記しておくと使えます。

1分で見積をするときに、他人にテレフォンする暇はないでしょうからね^^

正確性を重視し過ぎない

予算見積の正確性を重視し過ぎない方が良いです。

ユーザーエンジニアは細かい見積をしがちです。

外部エンジニアやメーカーも似たようなものですけど。

依頼元である工場の人間は、例えば100万円オーダーの予算額を知りたいにもかかわらず、

細かい積み上げ見積で10万円オーダーの精度や数にこだわるエンジニアが結構います。

ある機器を設置するのにどこに重機を置いてどれだけの費用がかかるだろうか、ということに拘り過ぎて、出てきた結果が10万円オーダーでの差しかなかった。

こんなことがバッチ系化学工場では起こりがちです。

機器の設置費用が相対的に高い連続プラントではちょっと発想が異なるでしょう。

機器の設置費用のウェイトが大きいか、配管の設置費用のウェイトが大きいかで変わります。

そのウェイトと付帯設備のウェイトのバランスを理解していれば、正確性を若干としつつ速度を圧倒的に速くすることが可能です。

機械の工事全体を100としたときに、配管工事が50~60ある場合は配管工事の費用をある程度の精度で見ておいて、

残りの40~50の部分は「掛け算」をして終わらせまず。

50Aで100mのステンレス配管を引くのに、係数を0.5とした場合、配管工事が

50×0.5×100=2,500,000円

と算出して、付帯設備が50%あると考えれば

2,500,000×2=5,000,000

という500万円が工事費用と一瞬で計算できます。

犯人探しをする

上記2つのテクニック的な話とは違って、メンタル的な話です。

1週間で見積をしてくださいという依頼を受けた時に、

その依頼者に対してフラストレーションを貯めがちです。

口では申し訳なさそうにしてながら、実態としては何も思っていない人がほとんどですからね。

面倒なことを押し付ける人に対して不信感を持つのは自然なこと。

でも会社に属している以上は、そんな人を変えることはできません。

そこで、もう少し広い目で見てみて犯人探しをすることが、気持ちを和らげる可能性があります。

例えば生産部からの依頼なら

  • その課の課長が優柔不断で依頼が遅かった
  • 担当が忙しくて設備案を作れなかった
  • 非定常の作業が多くて対応できなかった

というような感じですね。

工場の企画部からの依頼なら、本社に若い人が多くてその場繋ぎの仕事をしているのだろう、という感じです。

いずれにしろ、会社の危機に対して自身が精も根も使い果たして貢献するということは考えない方が良いです。

緊急の依頼をしてくる人に対して憐みの感情を抱きつつ、その割合が多ければ会社自体が沈みかかっていると判断する方が良いと思います。

最後に

突発の予算見積業務が複数重なったときの対処法について解説しました。

主要な単価を記憶しておく・正確性を重視し過ぎない・犯人探しをする。

依頼元が望んでいることをちゃんと把握して、必要な知識をストックしておくだけで対応方法は格段に変わりますよ。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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