【SGP・SGPW・STPG】バッチ系化学工場で使用する鉄の配管材質

配管材料

NEONEEETです。 

配管材質って種類が多いです・・・。

大丈夫!バッチ系化学工場ではそんなに種類は多くないよ。

鉄系はSGP・SGPW・STPGですね

この記事は、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアを対象にしています。

この記事を読むと、バッチ系化学工場で使用する配管材質を知ることができます。

配管材質は種類が多い

配管材質の種類は非常に多いです。

化学工場の設備に関する型式や仕様は非常に多いですね。

化学工場に限らず、製造業もっと広く会社では

ラインナップが膨大にあります。

どんな業界でも多くの種類に対して

何が大事であるか

非常に分かりにくいのが悩みどころ。

バッチ系化学工場で使用する配管材質は下の記事を確認してください。

今回は、材質の中でも最も汎用的な鉄について、解説します。

バッチ系化学工場で使用する配管材質

バッチ系化学工場で使用する配管材質はSGP・SGPW・STPGの3つが多いです。

それぞれについて見ていきましょう。

SGP

SGPは配管用炭素鋼鋼管のことです。

JIS G 3452で規定されています。

SGPはSteel Gas Pipeの略です。

ガス管などとも呼ばれます。

炭素鋼は元素規格もチェックしたいですね。

使用圧力の低い蒸気・水・油・ガス・空気に使用するのが一般的。

バッチ系化学工場では

蒸気、水

これがほぼ全て。

例外的ですが、下記の材質にも使います。

苛性ソーダ、濃硫酸、窒素

汎用的な化学薬品や腐食性がない流体で、耐食性データが豊富にあるもの

という条件が付いていると考えればいいです。

SGPW

SGPWは水配管用亜鉛めっき鋼管のことです。

JIS G 3442で規定されています。

SGPWはSteel Gas Pipe Waterの略です。

めっき管管などとも呼ばれます。

白ガス管よりもメッキの量が多いです。

白ガス管・黒ガス管はSGPのガス管の一種ですが、今回は説明を省略します。

亜鉛メッキが付いているため耐食性が高いことがポイント。

この効果を期待して、昔は上水などにも使用していましたが、今では使いません。

亜鉛メッキが溶出してしまう可能性があるからです。

亜鉛が入った水を飲む…

したくありませんよね。

昔は「水道配管用」という名前でしたが、今では「水配管用」と名前を変えています。

バッチ系化学工場ではほとんど需要がありません

全く使わないという会社もあるでしょう。

あえて挙げるとすると

窒素、空気

くらいです。

STPG

STPGは圧力配管用炭素鋼鋼管のことです。

JIS G 3454で規定されています。

STPGはSteel Tube Pipe Generalの略です。

STPGはこちらを見てください。

バッチ系化学工場では寿命を延ばすという意味で、

圧力の高い蒸気、温度の低いブライン

に使うことが多いです。

一般論としては、以下のとおりです。

圧力が高い蒸気 = 温度が高い = 腐食性が高い

温度の低いブライン = 塩濃度が高い = 腐食性が高い

最後に

SGP・SGPW・STPGの概要と、バッチ系化学工場での使い分けを見てみました。

SGPが大半、SGPWは窒素など、STPGは蒸気・ブライン

これは化学工場のメンテナンス方針とも大きく関係します。

極端にいうと、鉄系はすべてSGPという会社もあります。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

コメント

Translate »
タイトルとURLをコピーしました