【指揮命令系統の崩壊】無責任で自分勝手に動く素人機電系設計者・プラントエンジニア

図面,現場働き方

NEONEEETです。

この記事は、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアを対象にしています。

この記事を読むと、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアで自分勝手に動く人の存在を知ることができます。

質の悪い工事は、質の悪い機電系設計者・プラントエンジニアが起こす

化学工場では、毎年非常に多くの工事を行います。

それだけ同じ工事を繰り返せば、スキルが上がっていって、

レベルの高い工事が行われると思うでしょう。

ところが、そうはいかないのが化学工場。

バッチ系化学工場では特にひどいでしょう。

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工事の質は図面で決まる!

こう言い切っても良いと思います。

この図面を作成するために、機電系設計者・プラントエンジニアは全力投球します。

今回は、その機電系設計者・プラントエンジニアの質が悪いと、どういうことが起こるかを具体的に解説します。

一言でまとめると、「工事がめちゃくちゃ」になるのですが、その具体例ですね。

無責任で自分勝手な機電系設計者・プラントエンジニアの例

その① 図面屋が自分勝手に調整する

化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアは、派遣社員や外部会社の図面屋を確保します。

コストカットのために自社で図面屋を持たせずに、外部に委託します。

その図面屋が社内で最も長い時間働いている

という皮肉なことが起こりえます。

自社の社員はローテーションで異動しますからね ^ ^

これを適切に管理しないと、

図面屋が調子に乗ります。

具体的には、機電系設計者・プラントエンジニアに話を通さずに、図面屋が直接工事屋と調整をします。

責任を取る立場でもなければ、幅広い思考力が備わっているわけでもない。

単に現場を見て、狭い範囲で最適解を求めようとする傾向が強いです。

図面屋が調子に乗るのは、自社の機電系設計者・プラントエンジニアがだらしないから。

図面屋を抑えるのも、機電系設計者・プラントエンジニアの仕事です。

工事担当者が、工事監督を抑えるのも同じ理屈です。

その② 機電系設計者・プラントエンジニアが図面を共有しない

これは機電系設計者・プラントエンジニアが自分の仕事を何も理解していない例です。

機電系設計者・プラントエンジニアは自分で全ての設計図を書き上げることはしません。

  • 設備図面は設備メーカーが
  • 工事図面は外部図面屋が

それぞれ仕上げます。

機電系設計者・プラントエンジニアは自分の持っている情報をどこにどれだけ渡すかが、仕事の1つになります。

  1. 設備メーカーに対して、スケルトンや略図を
  2. 外部図面屋に対して、設備図面や資材図面を
  3. 工事会社に対して、工事図面を

これらの図面を適切に配らないと、工事は進みません

特に2と3を疎かにする機電系設計者・プラントエンジニアが多いです。

「機電系設計者・プラントエンジニアは自分がいかに早く図面を公開するか」

これが仕事をする上での心構えとして、非常に重要です。

それを理解していない機電系設計者・プラントエンジニアは

「誰かに聞かれたら答える」

というマインドでいます。

こういう思考でいられると、工事担当者や工事監督は腸が煮えくり返る思いになります。

その③ 機電系設計者・プラントエンジニアの回答が遅い

工事図面の質が悪い段階で、工事に突入すると、色々な不具合が出ます。

そのほぼ全ては、「配管が何かと干渉する」というものです。

そうした問題が起きた時に、工事担当者が設計担当者に相談します。

ここで、機電系設計者・プラントエンジニアの回答が遅いことが常態化すると、工事はどんどん遅れます。

機電系設計者・プラントエンジニアが何も考えずに、配管図チェックをしていることが原因です。

いざ問題が起きた時に、何も対応できない状態に陥ります。

これは工事でも運転でも同じで、即決即断が重要な世界。

機電系設計者・プラントエンジニアは即決即断をしなくても、じっくり考えればいい世界で仕事をする時間が多いので、即決即断の癖が身に付きません。

その④ 図面屋が自分の仕事を棚上げする

P&IDや配管図と現地工事が違う

これは化学工場の工事では一般に起きる現象です。

これはなぜでしょうか?

99%以上は図面が悪い

それなのに、最近の若手図面屋は言い訳をします。

「工事会社が勝手に現場で改造した」

「図面通りに工事をすべき」

工事担当者としては、図面屋に説教する事案です。

  • 図面が悪いから、工事会社が現場で試行錯誤して改造した。
  • 自分たちの判断で悩む場合は、発注者の工事担当者や設計担当者と相談する。

こういうプロセスを全く意識していない図面屋が、こういうズレた主張をします。

一方、このプロセスを知り過ぎていると、その①「図面屋が自分勝手に調整する」という方向に動きます。

場数がモノを言う

このケースいずれも、人の行動に起因します。

システムやマニュアルで縛り切れる話ではありません。

だからこそ、場数がモノを言ってしまいます。

その①「図面屋が自分勝手に調整する」のケースがまさにそうです。

経験が多い人と、少ない人の差が激しくなっており、

経験が多い人が自分勝手に動いてします。

逆に、経験が少ない人は聞かれたら答えるだけであったり、自分が間違っていないという言い訳をします。

それは、本人の自己防衛にしかなりません。

とにかく工事を前に進めて完成させる。という思考に目が行っていません。

結論

工事の質は、図面の質。

図面の質は、機電系設計者・プラントエンジニアの質。

機電系設計者・プラントエンジニアがどういう振る舞いをするかが、工事で苦しむかどうかを分けます。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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