【キセツガー】既設と同じ設計を好むエンジニアが駄目な理由

図面,現場プロジェクト

NEONEEETです。 

既設の更新なので、既設と同じにします。

いやいやいや・・・。

この記事は、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアを対象にしています。

この記事を読むと、化学工既で既設と同じ設計を好むエンジニアが駄目な理由を知ることができます。

既設と同じ設計を好むエンジニアが駄目な理由

化学工場で既設と同じ設計を好むエンジニアが「駄目」な理由を紹介します。

割と多くの人が陥りがちなキセツガー。

キセツガーと声高に叫ぶエンジニアが、駄目な理由もかなり明確ですが、これをはっきり言語化したいと思います。

設計の基本を理解しない

既設と同じ設計をしてしまうと、設計の基本を理解しないまま仕事が進みがちです。

既設はある意味で1つの「答え」

答えがあるのだから、変にカスタマイズしないで言い分だけ、勤務時間を短縮することは可能です。

設計というのは答えが1つであるわけでなく、複数の答えがあります。

この中でどれを選ぶかは、エンジニアの個性と言われます。

その個性を育てることなく、既設という他のエンジニアが考えた答えにすがりついてしまうと、

エンジニアとして面白くありません。

さらに、設計の基本を学ぶことすらなくなります。

タンクの径・高さ・ノズルサイズなど1つ1つを取っても設計思想があります。

標準図にはそんな設計思想がふんだんに盛り込まれています。

その想いをゼロベースでたどることなく、

標準図を適用していればいいんだ

という思想に固執すると、設計能力を育てることすらできません。

既設と同じ設備を今でも作ることはできない

既設と同じ設備が現代でも製作できるとは限りません。

既設を好む人は大きな勘違いをしています。

今も昔も将来も同じものが作り続けれるのだ、と

材質1つでも進化・退化問わず年々変わっていきます。

そこで自社の設備として最適な物を選ぼうとしたとき、何を頼りにすれば良いでしょうか?

既設と同じという考えなら、既設に限りなく近い仕様を選ぶことになります。

これだと、代替設備の可能性を完全に否定します。

耐食性の配管が必要で、既設がガラスライニング配管だから、今回も同じガラスライニング配管。

そう思っていたら、ガラスライニング配管の納期がとても掛かり工事に間に合わない。

こんな場合に、既設と同じ仕様を好むエンジニアは「工事が間に合いません」と諦めます。

でも、もしかしたらフッ素樹脂ライニング配管が使えるかもしれませんよね。

納期が間に合い、工事をやり遂げることも可能かもしれません、

「既設と同じ」に拘ってしまうと、対応できない典型例の1つです。

新規設計ができない

既設と同じ設計を好むエンジニアは新規設計ができません。

プラント建設どころか、1スパンのプラント増設すら対応できません。

これらのプロジェクトには「複数の可能性を検討」する必要があります。

複数の要素を網羅的に考えて、優先順位を立てて設計すること

設計において大事なことです。

設備という範囲の狭い世界ですら網羅的な仕様確定ができない人が、プラントという範囲の広い世界の網羅的な設計が可能でしょうか?

入社して間もないことは、既設の老朽更新をメインに行います。

既設と同じだからコピーすればOK

って考えだと、自分から成長機会を失って、後々の大型プロジェクトに参加する機会を失っていきます。

エンジニアとしてのキャリア形成の意味でもリスキーですね。

最後に

化学工既で既設と同じ設計を好むエンジニアが駄目な理由を紹介しました。

設計の基本を理解しない・既設と同じ設備を今でも作ることはできない・新規設計ができない

既設と同じというのは思考停止そのものです。

業務の本質を考えて仕事に当たりたいですね。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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