【エンジニア必見】化学工場の設備設計を最速で終わらせるコツ

図面働き方

NEONEEETです。

設計に時間が掛かって間に合いません。

設計の進め方がまずそうですね。

この記事は、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアを対象にしています。

この記事を読むと、化学工場の設備設計を最速で終わらせるコツについて知ることができます。

化学工場の設備設計を最速で終わらせるコツ

化学工場の設備設計を最速で終わらせるコツについて紹介します。

化学工場のユーザーエンジニアなら知っておき、実践できるレベルに持っていくべき内容です。

これができていないと、設計に膨大な時間が掛かり、残業を生みます。

「最小の努力で最大の成果を出す」こともできません。

エンジニアのスキルを上げる時には、一定の苦労は必要です。

自分で考えて悩み苦しむことは避けられません。

でもそれを和らげることは可能。

抱え込み過ぎて時間を掛けることは、誰もためにもなっていません。

「自分で何とかしないといけない」

こうやって責任感を勘違いして時間を掛ける社員は結構多いですよ。

何度も言いますが、自分で抱え込むことは本当に得になりません。

聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥

これを社員全体で実践できれば、効率はぐっとあがるはずです。

設計書のひな形を作る

エンジニアが設計をするときは設計書は必要です。

急いでいるから・分かり切っているから設計書を書かない

こういうケースは否定しません。

それでもこれはその場しのぎの対応。

中長期的なプラントの設計を妨げる要因になります。その意味で無責任。

その場しのぎで良いから設計書は作らずに、発注して工事を進めていくと

仕事自体は速く終わりそうな気がしますが、考え方は残りません。

設計書を書く能力を育てることができず、後輩に伝えることもできません。

設計書を書かない設計者としてどうなんだ?って疑問に思いませんかねr。

設計書は仕様書のためにある

設計書には以下の要素が含まれるべきです

  • 設計仕様の一覧
  • 仕様を決定する根拠

これらがまとまっていればいいだけなので、以下の情報が必要というわけではありません。

  • 長ったらしい文章
  • 詳細なデータや計算結果

単に仕様を一覧にした資料があればいいだけなので、設備見積仕様書がある程度は設計書として機能します。

というよりは、

設備見積仕様書を書くために設計書がある

と言い切って良いくらいです。

設計書より先に仕様書を眺める

そのため、設計書を作成するためには全体像を先に作る必要があります。ひな形ですね。

設計書で決定すべき仕様をまずは把握しましょう。

その設備の何を設計するかを整理します。

設計書という名のexcelやwordを立ち上げて、一から書類を作っていくのではありません。

設備見積仕様書を眺めていき、戦略を練る方が速いです。

明らかに分かる仕様を先に埋める

設計書を書くときには、分かる範囲を最初にどんどん書いていきましょう。

設計書を書くときには、こんな悩みをもつはずです。

いっぱい書くことがあって、何から手を付けていいやら・・・

この発想が出てくると、設計書を書くのがおっくうになり、後回しになります。

だからこそ、設計書を書くときはひな形を元に、明らかに分かるところをどんどん埋めていきます。

設計圧力・設計温度・材質・ノズル

この辺りは100%でなくてもかなりの精度で埋めることが可能です。

実際に手を動かしていくと、分からない部分が明確になります。

これを課題として設定するまで進めば設計書の50%は終わったようなもの。

プロセス条件を整理する

設計書を最速で終わらせるためには、プロセス条件の整理が必要です。

設備設計なので設備の入口出口だけを見ていればいい

という発想でいると、痛い目を見ます。

入口出口の温度・圧力・流量・組成の情報が完全に分かっていれば。確かにその通りですが、

上記のパラメータが全部わかっている状態ってほとんどありません。

入口条件だけが分かっていて、出口を一定範囲の条件に収めたい。そのために必要な能力を設計して欲しい。

こんな場合がほとんどです。

入口出口条件があらかじめ決まっているということは、設計するところがほぼ無くなっているに等しいですからね。

ここまでできていれば、詳細の能力検討はメーカーに任せた方が良いです。

化学工場のユーザーエンジニアは、自分が使う設備の周辺の条件を適切に設定して、

プラント全体が運転できるようにすることです。

そのための個々の設備に要求する仕様を決めておいて、詳細はメーカーに計算急いてもらいます。

この立ち位置を理解せずに、設備の細かい設計をしていても、設計書は進みません。

圧力容器の強度計算、熱交換器ハンドブックを使った伝熱計算、ポンプの圧力損失計算

無意味とまでは言いませんが、設計書を書くときに最優先で行うことではありません。

むしろ、一番最後に手を付ける内容です。

設備故障情報を整理する

設計書を書くときは設備故障情報を整理しておくべきです。

新たな設備を導入する機会なんてほとんどありません。

保全エンジニアにヒアリングすると、設備故障情報は入ってきます。

ユーザーエンジニアに多い老朽更新系の設計では、設備故障情報は特に重要。

  • なぜ更新しないといけないのか
  • 過去の設計のどこかに問題がなかったか
  • 改良できることがないか

先輩の設計を越える設計ができるチャンスであり、過去の設計書や設備状況から

ニーズを読み取る高度なコミュニケーションが求められます。

設備は言語で表現してくれませんからね。現象を見て把握しないといけません。

運転条件と設備構成を理解しているエンジニアは、故障の原因を推定することが可能です。

ここまでできれば、設備を改善したり寿命を延ばすことも思いつくはず。」

日常設計業務の99%を占める老朽更新では必須の検討事項です。

逆に故障した要素以外は設計書に残すほどの価値もないですからね。

「既設と同じ」でカバーできるわけですから。

新たな設備を導入する場合には、メーカーに聞いたり、ネットで調べたりという方法しか基本的にはありません。

これしかできる方法がないので、できる範囲でやったらそこで終了。

後は使っていくうちに知見を高めるしかありません。

それをリスクととらえるかチャンスととらえるかは、大きな違いですけど^^

上司や周囲に確認する

ある程度設計書が出来上がったら、上司や周囲に確認を求めます。

設計すべきことが多すぎるので、いちいち上司や周囲に確認を取っていると時間を浪費します。

自分で調べれる範囲で調べて整理をして、これ以上時間を掛けても進みそうにない

という段階で上司や周囲に確認を求めましょう。

この段階では、必要があれば会議をしても良いです。

そこで意見をまとめて、設計書として仕上げていきます。

「自分でできる範囲で調べる」までの時間は長くても2週間程度。1か月も掛ける価値はありません。

実態として1か月以上設計が進まないケースは多いですが、これは並行処理ができていない証拠。

設計書の進め方を理解せず、時間を掛けるだけ掛けて、何も進めない。

皆さんの周りのエンジニアでもこんなシーンはよく見かけると思います。

上司はこういうエンジニアの癖を見抜いて、カバーしないといけない時代ですね。

設計書が上がってくるのを待つだけでは駄目ですよ。

最後に

化学工場の設備設計を最速で終わらせるコツについて紹介しました。

設計書のひな形を作る・プロセス条件を整理する・設備故障情報を整理する・上司や周囲に確認する。

若手のころは、設計書はパソコンとにらめっこして複雑な計算をするもの、と思いがちです。

その計算能力はエンジニアとしては大して重要ではありません。

木を見て森を見ず、にならないようにしたいですね。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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