フッ素樹脂ライニング配管の基本とバッチ系化学工場への適用

配管配管

NEONEEETです。

フッ素樹脂ライニング配管って面倒そうですね。

あれ?ガラスライニングも面倒だったのでは?

この記事は、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアを対象にしています。

この記事を読むと、フッ素樹脂ライニング配管の基本について知ることができます。

フッ素樹脂ライニング配管の基本

今回の記事では、フッ素樹脂ライニング配管の基本について紹介します。

フッ素樹脂ライニング配管はガラスライニング配管に次いでバッチ系化学工場で使います。

フッ素樹脂ライニング配管はガラスライニング配管と同じような感覚で使えますが、微妙に違います。

その違いは機械エンジニアとしては必ず知っておきたいです。

ガラスライニング配管の記事もご確認ください。

フッ素樹脂ライニング配管のメーカーであるニチアス社のサイトも示します。

ふっ素樹脂製配管材料 | ニチアス株式会社
ニチアス株式会社 ふっ素樹脂ライニング配管材料 のページです。

材質

フッ素樹脂ライニングのフッ素樹脂はいくつかに限定されます。

ETFE・PTFE・PFAなどがあります。

ニチアスはPFAが基本のようですね。

バッチ系化学工場ではこれらの樹脂の種類をあまり明確に使い分けないので、基本的には無視可能です。

日常的に使い慣れているメーカーや、調達しやすいメーカーを使うことが好ましいでしょう。

温度

フッ素樹脂ライニング配管の耐熱温度は高くありません。

100℃くらいが限界です。

一般にフッ素樹脂ライニング自体が100℃を限界としているイメージです。

一部のメーカーでは150℃程度まで耐える配管がありますので、使い分けましょう。

とはいえ、100℃を越える状態でフッ素樹脂ライニングを使うケースは、バッチ系化学工場では基本的にはありません。

強度

フッ素樹脂ライニング配管の強度は1000kPa程度です。

フランジのJIS10kと同じ発想ですね。

一方、フッ素樹脂ライニング配管は負圧側には基本的に耐えないと考えるべきです。

静電気帯電

フッ素樹脂ライニング配管は静電気を溜めやすいことで有名です。

ガラスライニング配管よりも静電気を溜めやすいです。

フッ素樹脂ライニング配管では流速制限は基本中の基本です。

場合によっては、絶縁破壊を起こさないように気を付けるケースも存在します。

ライニング方法

フッ素樹脂ライニング配管のライニングは2種類あります。

密着ライニングとルーズライニングがあります。

一般にはルーズライニングですね。

密着ライニングは需要が低いわりに、高価で、自由度も低いと、

バッチ系化学工場ではあまりメリットを感じません。

最後に

フッ素樹脂ライニング配管の基本について紹介しました。

材質はPFAやETFEが一般的。耐熱温度は100℃程度。

耐圧は上は1000kPa、負圧は絶えない。

ライニングは密着ライニングとルーズライニングがあります。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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