【現場】フッ素樹脂ライニング配管の面間調整方法

配管配管

NEONEEETです。

フッ素樹脂ライニング配管の面間調整ってどうやるの?

長さ測定しますよね。

この記事は、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアを対象にしています。

この記事を読むと、フッ素樹脂ライニング配管の面間調整方法について知ることができます。

フッ素樹脂ライニング配管の面間調整方法

今回の記事では、フッ素樹脂ライニング配管の面間調整について解説します。

多少専門的で、現場的な内容です。

面間調整ってそもそも意識するエンジニアはあまりいないでしょう。

しかし、配管施工段階では必ず必要になる考え方です。

フッ素樹脂ライニング配管の基本と、ガラスライニング配管の記事が参考になります。

ガラスライニング配管の面間調整はガスケット調整が基本です。

ところがフッ素樹脂ライニング配管の面間調整はガスケットでは難しいです。

ピース数が少ないからこそ、調整代がありません。

定尺寸法を取り付け

フッ素樹脂ライニング配管の面間調整のために、まずは定尺寸法を取り付けます。

下の配管図を見てみましょう。

立ち上がり配管と奥に向かい配管の間に、直管部分が1886mmあるとします。

フィッティングであるエルボ部分はあらかじめ計算して、除いています。

配管図を作成する段階でスケッチをしますが、正確な寸法ではありません。

計算上は1886mmの面間が必要だ、という主張を配管図上では表現します。

しかし、実際には施工しないと分かりません。

ここで、定尺寸法として1000mm、1500mm、2000mmがあったとしましょう。

1886mmに一番違い1500mmの定尺寸法を取り付けます。

現場採寸

1500mmの定尺配管とその周囲の配管を取り付けます。

ここで配管を組みつけるために、不明部分(386mmと配管図上では思っている)の配管も取りつけます、

取り付け方は極めてかんたん、

SGP配管で仮設配管を組みつけます。

施工完了後に、SGP配管の長さを測定します。

この寸法で制作してもらうように、フッ素樹脂ライニング配管メーカーに注文すれば一応は完成します。

フレアー加工

上の例のように、現場の寸法を測定して注文する場合は時間が掛かります。

工事終盤になって資材を手配して、取りつけないといけません。

工事としてはかなりリスキーな要素。

それを回避するために、現場フレアー加工を行う場合があります。

現場フレアー加工の例を下に示します。

フレアー加工とはフッ素樹脂ライニングのフランジ面周りでの加工のことです。

フレアー加工前の半製品を作った場合、片側のみSGP母管にフランジが付いていて、ライニングもされています。

残りの片側はフランジもフレアーも施工されていません。

この状態で工場に納入され、採寸寸法に合わせるようにフレアー加工をします。

昔はこの方法も採用していましたが、最近は実施していません。

メーカーが対応してくれなくなりましたね。

最後に

フッ素樹脂ライニング配管の面間調整方法について紹介しました。

定尺配管を取り付け、仮設のSGP配管で組付け採寸。

フレアー加工をして取り付けする方法も昔はありました。

フッ素樹脂ライニング配管の施工方法の注意すべき点です。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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