【揚げ足取り・マンパワー不足】図面の細かい修正は不可能

図面配管

NEONEEETです。

この記事は、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアを対象にしています。

この記事を読むと、図面の修正が難しい現実を知ることができます。

結論

CADオペレータに対する要求が過剰すぎる。

現実のリソースを顧みないユーザーが多すぎる。

CADオペレータの能力が、要求より低いのは確か。

はじめに

図面の修正は簡単だろうと思っている人が多数います。

事務所に座って作業しているだけだから楽だろう、と。

そういう思い込みが、悲劇を招き始めています。

細かい寸法は現地調整

最も被害が大きいのはこれです。

機器と配管の微妙な寸法や、既設配管の微妙な寸法を、現地スケッチで把握できる精度は限りがあります。

その中で、配管図を描くときに、現場調整しろを設けるべきです。

現場調整で責任を取りたくない施工者は、図面屋に立ち合いを要求します。

これが、作業負荷を高めていることに、気が付いている人はいません。

全体図と部品図の微妙なずれ

全体図と部品図で微妙にずれがある場合があります。

寸法等の製作上明らかに問題になる場所ではありません。

寸法にも影響を与えない外形が違うというだけでも、文句を言う人がいます。

これは昔なら成立していました。

ですが、今となってはメーカーいじめ・コンプラ違反ものです。

これを意識している人はまだまだ少ないです。

特にベテラン層はほとんど理解していません。

CADオペレータ不足

図面が最初で、これがないと先に進まない。

図面はCADで丁寧に作るもの

ここで、CADオペレータのリソース不足が問題になっています。

いろいろな理由が思いつきます。

  • 作業負荷が高すぎる
  • 無茶な要求が多すぎる
  • 単価が安い

ユーザーから見るとCADオペレータの質が下がった、と切り捨てるかもしれません。

それが結果として自分たちに跳ね返っていることには、目を背けて。

自社でCADオペレータを確保できても、周りの会社が確保できているわけではありません。

その結果、しわ寄せは絶対に出ます。

CADオペレータの質や数を上げるという他力本願な方向ではなく、

CADオペレータに過剰な要求をしないという自力本願な方向でしか変わりません。

CADスキルしかない

CADの操作ができるだけ、というオペレータが増えているのは実際です。

現場を見る力、図面から実物を創造する力

これらはエンジニアリングの基本的な要素です。

今回、CADエンジニアや配管エンジニアという単語を使わずに、CADオペレータという単語を使っているのは、これが背景にあります。

CADオペレータが多いのは事実です。

CADエンジニアがもっと必要です。

おわりに

絵心がないエンジニアが増えて久しいです。

絵を書く機会を作っておらず、文字・言葉だけの議論になっているケースが多いからでしょう。

そういう人は、大きなプロジェクトを行うと必ずボロが出ます。

図面はエンジニアリングの基本

これを胸に誓って日々の業務をしてほしいものです。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

コメント

Translate »
タイトルとURLをコピーしました