配管厚みとフィッティング厚みは同じが良い【細かい】

配管配管

NEONEEETです。

配管厚みとフィッティング厚みって同じですよね?

おお、なんという細かい箇所を・・・。

この記事は、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアを対象にしています。

この記事を読むと、配管の直感とフィッティングを同じにする方が良い理由を知ることができます。

直管とフィッティングは同じ厚みにする方が良い

今回の記事は、配管の直管とフィッティングは同じ厚みにする方が良いという内容です。

かなりマニアックですよね。

この状況を、言葉だけで理解できればかなりのベテランさんです。

以下のようなイメージを考えています。

配管とレデューサを繋げているイメージです。

配管とレデューサが同じ厚みである方が良いよ!

というのが今回の結論。

そもそも配管とフィッティングは同じ厚みにするのが当然と思う人もいいでしょう。

そうとばかりは言えない、というのがこの記事のポイントです。

配管厚みは変更可能

配管厚みはJISで決まっている規格品と思うでしょう。

これっていくつかのパターンが存在します。

SUS304のSch10sという規格なら2.8mmという厚みで指定できます。

これがSch5sなら1.65mmですね。

Schというのは配管厚みの規格という理解でOKです。

フィッティング厚みは変更しにくい

フィッティング厚みは配管厚みに比べて選択肢が少ないです。

フィッティングのSch5sは見たことがありません。

配管厚みは薄くしたい

配管厚みを薄くするという要望は存在します。

バッチ系化学工場では高圧の運転が存在しないからです。

板厚を薄くする方が、材料調達コストが安くなるからです。

Sch10sの配管でも使えますが、それよりも薄いSch5sでも十分に使用できます。

フランジはJIS10kにすることが多いですけどね。

配管厚みとフィッティング厚みを変えると手間がかかる

配管厚みを薄くして、フィッティングと異なる厚みにすると、手間が掛かってしまいます。

調達コストが安くなっても、トータルコストはあまり変わりません。

配管厚みを薄くした場合に、フィッティングと繋げるにはどうすればいいでしょうか?

下のようなイメージを想定してみてください。

この2つの部材を繋げる場合、一般に以下のように滑らかにするための処置をします。

グラインダーなどでレデューサの端部を削り取ります。

こうしないと、溶接個所で不連続部分が出来上がります。

不連続部は応力集中が掛かりやすく、溶接割れが起こります。

そうならないために、グラインダーで削り取るという手間を掛けないといけません。

  • 配管の厚みを下げることで得られるメリット
  • 配管の厚みを下げることで、フィッティングの端部を削るデメリット

どちらが勝つかという勝負になります。

労務費が上がっている現在は、手間賃である後者の方が影響が大きいでしょう。

最後に

直管とフィッティングは同じ厚みにする方が良い理由を紹介しました。

バッチ系化学工場では使用圧力が低いため、過剰に板厚を下げてもフィッティングの端部処理の手間が掛かります。

この記事が記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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