騒音対策の基本的な考え方とバッチ系化学工場の騒音

工場保全

NEONEEETです。

この記事は、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアを対象としています。

この記事を読むと、騒音対策とバッチ系化学工場での騒音について知ることができます。

結論

騒音対策は

騒音源、伝搬経路、受音部

で対策を取ります。

機械装置へのカバー、遮音壁、耳栓

がバッチ系化学工場での対策の基本です。

はじめに

騒音対策を一般論として紹介します。

その中でバッチ系化学工場で採用している方法を紹介します。

騒音が発生すること自体は避けられないもの

という前提を置いています。

騒音遮断の考え方

騒音源を密閉

騒音の基本は、騒音源を遮断することです。

騒音源そのものを除去することができない

という前提ですので、

密閉化する方向の対応となります。

騒音源と近接している範囲での密閉化ですので、

騒音源そのものの対策とみなします。

伝達経路を遮断

騒音源から発せられた音は、受音部へ伝達します。

このどこかで遮断するというのが1つの考え方。

受音部を遮断

受音部を遮断するということも1つの考え方。

バッチ系化学工場での騒音対策

どこの工場でも対策は同じような物になります。

作業員に対する対策

騒音対策として第一に考えられる対称が作業員です。

作業員の耳が物理的に破壊されたり、騒音により精神的に破壊される。

そういうリスクを低減しなければいけません。

ここで取る対応は

耳栓

これが基本となります。

受音部での対策です。

騒音源としてメジャーなブロアーなどは

建屋で囲ったり、防音カバーを付けたりします。

これは騒音源での対策です。

地域住民に対する対策

機械設備を囲ったり、作業員に耳栓を付けても対策が取れない場合があります。

それが地域住民への配慮。

機械装置を囲う方法は騒音値をゼロにする事はできません。

その機械装置が工場敷地から近い場合は、その騒音が外に漏れます。

騒音は空気中の伝搬によって減衰しますので、敷地境界から遠い場所に騒音源を置くことが大事です。

それでも限界がある場合はこれしかありません。

遮音壁

これは伝達経路を遮断する方法です。

遮音壁は投資が必要であり、化学工場では不燃材料を使うという制約条件が入りますので、

コストが高くなります。

それでも駄目なら…

機械装置の設置位置、機械装置への防音カバー、遮音壁

そういう対策をしても駄目な場合はどうしたらいいでしょうか。

運転停止しかありません。

騒音が問題になるのは基本的に夜間です。

夜間の騒音規制は、昼間よりも厳しいです。

そのため夜間は騒音源である機械装置の運転を止める。

そういう生産計画を立てる。

という思考になります。

おわりに

騒音問題は工場にとって大きな問題になっています。

特に、町工場

初めに工場があってその周りに民家ができて、騒音クレームが来る。

こういう話を何回も聞いたことがあります。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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