【NBR・EPDM】合成ゴムの材質は化学設備で指定が必要

材質材料

NEONEEETです。

シール材は何でも良いですよね?

NBRとEPDMで使い分けますね。

この記事は、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアを対象にしています。

この記事を読むと、合成ゴムの化学設備での使用場所について詳しく知ることができます。

合成ゴムの化学設備での使用場所

合成ゴムの化学設備での使用場所について解説します。

合成ゴムの材質は化学工場の機械エンジニアにとってもあまり興味がない分野です。

というのも主要な材質ではないから。

第一に知るべき知識ではないのは確かですが、疎かにし過ぎると後で困る分野です。

NBE・EPDMの2つ

合成ゴムの種類として、化学工場の機械エンジニアが知っておくべきはNBRとEPDMの2つです。

合成ゴム自身は色々な種類があります。

  • NR(天然ゴム)
  • SBR(スチレンゴム)
  • NBR(ニトリルゴム)
  • CR(クロロプレンゴム)
  • IIR(ブチルゴム)
  • EPDM(エチレンプロピレンゴム

これだけ種類があるだけでも嫌になってきますよね。

化学工場の機械設備を真面目な検討するときに必要になる知識は、NBRとEPDMの2つだけです。

パッキンランドさんはやはり参考になります。

ニトリルゴム、NBR - パッキンランド
ニトリルゴム NBR、パッキン、Oリング、オイルシール、ニトリルゴムの情報サイトです。

プロセス液はFKM

大前提ですが、プロセス液にゴム系を使用する場合はFKMを使用します。

FKMでも問題がありそうなら、パーフロ・カルレッツです。

とりあえずNBR

FKMやそれ以上の材質を使わない場合、とりあえずNBRを使うのが普通です。

NBRは汎用的なシール材です。

オイルシール・Oリング系に幅広く使っています。

潤滑油やグリースのシール材だけでなく、粉体のシール材やバルブのシール材にも使っています。

機器やバルブの図面を眺めてみると、シール材にNBRと記載していることが一般的です。

プロセス液以外の液を扱う場合として、水系のポンプ類が話題になります。

水系のポンプを購入するときに、メーカーから「OリングはNBR」というように

文章やデビエーションリストでさらっと記載されることがあります。

良く分からないけど、メーカーが言うから正しいだろう

と安易に考えてしまいがちです。

実際には、汎用的な材質だからOKという意味で採用できるのであって、

専門家が言うからユーザー側は何も判断しなくて良いという意味ではありません。

気になりそうならEPDM

NBRで何となく気になりそうな場所はEPDMを使用します。

これは、バッチ系化学工場では低温領域にほぼ限定されます。

水系で低温ってどういうことでしょうか?

ブラインですよね。

ブラインのポンプではシール材質はEPDMとするのが望ましいです。

ここに運転条件の明確な提示が問題になります。

運転条件で密度や粘度をポンプメーカーに提示しますが、それだけではなく温度の提示が大事です。

普通は温度や粘度の提示は温度情報を付与しますが、省略しても問題ないだろうと安易に考えるユーザー側の機械エンジニアは存在します。

0℃以下の場合は、NBRでは不安要素があるのでEPDMを使う

という可能性が頭の中にあれば、温度情報もメーカーに提示しようと思うでしょう。

とはいえ実績が大事ですので、0℃以下でもNBRを使って問題ないという実績があれば

EPDMにする必然性はありません。

NBRが不安でランクアップさせる場合にEPDMという存在がある

ということを知っているだけでも、化学工場の機械エンジニアとしては頭1つ出るでしょう。

最後に

合成ゴムの化学設備での使用場所について紹介しました。

プロセス液のFKMを除いて、NBRとEPDMの2つが大事です。

とりあえずNBR、気になりそうならEPDM、というスタンスですね。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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