【分析】化学工場の機械設計エンジニアの実務TOP5

図面,現場プロジェクト

NEONEEETです。

忙しい!忙しい!

機電系エンジニアの口癖ですね。

この記事は、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアを対象にしています。

この記事を読むと、化学工場の機電系エンジニアの実務の割合について知ることができます。

1日のスケジュールでは見えない実務

社員の1日のスケジュール

会社案内や採用HPでよく見かけますよね。

例えば以下のような例です。

この通りに1日が回ることなんてあるわけない。

あらゆる職場の人がこう思っているでしょう。

化学工場の機電系エンジニアも例外ではありません。

化学工場の機電系エンジニアの場合、時期によって仕事内容が変わります。

一般的には以下のイメージです。もちろん会社によって仕事内容は変わりますが・・・

  1. 化学設備のプロセス設計
  2. プロセス設計の要求を満足する装置の基本スペック設計
  3. 基本スペックを基に装置メーカーへ製作依頼
  4. 周辺配管の基本設計
  5. 周辺配管図の作成指示
  6. 現地工事のスケジュール作成と調整
  7. 現地工事完成時の官庁検査対応
  8. 現地工事完成後の機器単体試運転
  9. 商業運転開始時の初期不具合対応
  10. 商業運転開始後の設備トラブル対応

今回の記事では、機電系エンジニアの設計実務で割いている時間ごとに並べて紹介します。

もちろん私の独断と偏見です。

機械設計エンジニアの実務TOP5

機械設計エンジニアの実務TOP5を紹介します。

第1位 会議

第1位は会議です。

冗談のように見ますが、本当に会議に一番時間を取られています。

ひどい時には、1日8時間勤務のうち、6時間程度が会議ということもあります。

1つの会議が1時間で6つの会議というケースです。

1か月に1回くらいはこういうパターンがあります。

平均的には1日2時間くらいが会議に時間を取られます。

当然ながら、結論なんて出ない会議。

休み時間だと思うしかありません。

第2位 図面チェック

第2位は図面チェック。

ユーザーエンジニアっぽいですよね。

頻度としては設備メーカーの作成した機器図が9割以上です。

設備メーカーの機器図は、1か月に10枚くらいはチェックします。

1枚当たり10分もあればチェック可能です。

SDMが1年に1回で決まっていて定例の仕事をしている場合は

機器図チェックは1年のどこかの時期に集中します。

バッチ系化学工場でSDMが分散化されている場合、設計スケジュールがバラバラなので、

どの時期でも機器図をチェックするコンカレントな状態になります。

機器図以外にもP&IDや配管図もチェックします。

こちらは機器図よりは頻度は低いですが、時間は掛かります。

1日~2日じっくりと眺めることも普通にあります。

慣れれば1時間程度で20枚くらいの配管図を6割はチェックも可能ですが、かなりの高スキルが要求されます。

第3位 電話

第3位は電話です。

最近は電話の頻度も下がってきていますが、絶滅はしていません。

1日に1~2回は電話をします。0回という日もたまに発生します。

頻度が少ないわりに1回あたりの電話時間は長くなっています。10分~15分くらい掛かります。

それだけ、込み合う内容だけを電話で処理し、簡単な内容をメールやチャットで処理しているということです。

そういえば、対面で話したときについつい雑談をするのと同じ感覚で、電話で雑談をすることも増えてきていますね・・・。

第4位 情報収集

第4位は情報収集

私くらいのベテランになると、頻度はかなり少なく掛ける時間も短いです。

若手のうちは、これが第1位~2位にランクされることもあるでしょう。

カタログ・メーカーHP・設計図書・過去のトラブル情報や設計情報・社内外の基準・社内イントラ検索・メーカーヒアリング・他部門エンジニアへのヒアリング

これらの手段を使いこなして情報を集めるためには、時間が掛かります。

体系的な情報としてまとまっていないので、どうしても時間が掛かります。

ここを整理するだけでも、エンジニアの生産性は大きく向上するのですが。

会社として真剣に考えて実行しているところは、非常に少ないでしょう。

これをシステマチックに構築できている会社は極めて優秀な会社と言えますよ。

第5位 仕様書作成

第5位に仕様書作成です。

仕様書は設備を購入するために必要です。

設備購入はプロジェクトで必須ですので、作業として時間が取られます。

ここまでで「設計書」って出てこないですよね?

そうです。

設計書はTOP5には入っていません。

もっと下位にランクされています。

機械設計エンジニアなのに設計書を書かない

こう皮肉をされても否定できません・・・。

これがユーザーエンジニアの実態でしょう。

最後に

化学工場のユーザーエンジニアの機械設計担当者が実際に時間を割く実務TOP5を紹介しました。

会議・図面チェック・電話・情報収集・仕様書作成

設計担当なのに設計書に割く時間が短いという皮肉。

この記事が記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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