【Man・Method・Material・Machine】化学設備メーカーは4M変更に対して認識が低い

トラブル化学設備メーカー

NEONEEETです。

部品の調達先変えました!

いやいやいや。。。何の連絡もなしに!?

この記事は、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアを対象にしています。

この記事を読むと、化学設備メーカーは4M変更に対して認識が低い実態を知ることができます。

化学設備メーカーは4M変更に対して認識が低い

化学設備メーカーは4M変更に対して認識が低い実態を解説します。

4M変更ってご存じでしょうか?

製造業では使われる単語です。

Man,Method,Material,Machineの4つのMを合わせて4Mと言い、

物を作る時に重要な4つの要素であることを示しています。

これら4つのMのうち何か1つでも変更しようとする場合は、その影響を適正に評価しなければいけません。

化学工場の生産に関する変更も、特定の規模以上の変更内容は適正な承認ルートを通した後に実行します。

でも、化学工場向けの設備メーカーはこの意識が極端に低いです。

同じ製造業であるにもかかわらず、製造業っぽくないというか建設業っぽいというか・・・。

そんな化学工場向けの設備メーカーの4Mに対する実態を紹介します。

4M変更なんてどうでもいいんだ!ユーザーには説明責任が無いんだ!

これくらいの気持ちでいるメーカーは少なくありません。

というのも、ユーザーである機電系エンジニアも4M変更の意識が低いから。

機電系エンジニアは製造業に居ながら建設業の性質が強いからですよね。とはいえ、これは勉強不足に尽きます。

Man(人)

Man(人)について解説します。

人を変えるって、どれくらいのレベルの話でしょうか?

作業員1人とかそれくらいのレベルではなくて、組織とか会社というレベルです。

それまでA工場で製作していた設備を、別の場所にあるB工場で違う作業員が製作する。

A工場
B工場

作業員が変われば、製作物の精度や品質が変わりそうですよね。

実際に変わります。

だからこそ、その製作物を作るために必要な資格の認定を社内で決めています。

厳しいレベルなら国家資格で制限されますが、そうではない普通の製作工程でも資格は必要です。

新入社員は上司の指導のもと仕事をしていて、どこかのタイミングで1人立ちしますよね。

これは一定の期間その仕事をして、必要な資格を備えたと認定しているから。

社内だとこんなシステムは当然機能しています。

これがユーザー向けには機能しないのが、化学工場向けの設備メーカー。

国内ならまだいいのですが、海外で部品を作り出すときが、4M変更を無視しがちです。

メーカーが独断で海外に製作工場を移し、ユーザーには何の説明もせずに、気が付いた時には一部海外で作った部品が納入される。

こんなケースは枚挙に暇がありません。

Method(方法)

Method(方法)はメーカーではあまり変わる機会はありません。

もちろんユーザーへの説明が無いから気が付かない部分も多いですが、

化学工場の設備の作り方ってほぼ成熟しきっているから、変わりようがありません。

少し前なら、手動溶接と自動溶接が話題になりました。

タンクの溶接は手動溶接が基本ですが、自動溶接でないと採算が取れない時代になり、なし崩し的に自動溶接を認めていった格好です。

ここで4M変更を意識している人はいません。

仕方がないし、他社も認めているから自動溶接を使います!

メーカーはという主張をするメーカーばかりです。

モックアップ試験をしているかどうかも疑わしく、仮に行っていてもデータを提示してきません。

非破壊検査としてPTや耐圧気密検査に合格していれば、手法は何でも良い

という考えです。

ユーザーとしては受け入れる以外の選択肢はほぼないものの、文書での通知がなくユーザーで検討する機会すら与えられない。

こういう文化が製造メーカーにはあります。

製造業の4M変更という意味では危険ですね。

Material(材料)

Materiai(材料)はたまに変更があります。

以前はメジャーだったのが、海外調達ですね。

海外で製作する場合で、材料を現地で調達するケースは普通に存在します。

例えば鉄やステンレスの金属が良い例。

これはミルシートで確認できればいいので、大ごとにはなりません。

とはいえ、契約段階でまともに答えられる設備メーカーの営業はほとんどいませんよ。

デビエーションリストすら怪しいレベルですから。

ガラスや樹脂などの特殊材料であれば、同じ材料を使うために輸出入します。

材料は製品の品質の肝ですから、さすがに考えますよね。

ここが雑であるメーカーとは取引しない方が良いです。

Machine(設備)

Machine(設備)はMethod方法(方法)とほぼ同じ扱いです。

手動溶接と自動溶接もMethodでありつつ、Machineでもあります。

4Mのどこに当てはめるかという話だけ。

最後に

化学設備メーカーは4M変更に対して認識が低い実態について紹介しました。

Man,Method,Material,Machine

機電系エンジニアは製造業に居ながら建設業の性質が強いので、この意識は低いです。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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