【MP】保全予防の考え方とバッチ系化学工場の現状

保全保全

NEONEEETです。

この記事は、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアを対象にしています。

この記事を読むと、MP(保全予防)について知ることができます。

結論

MPは改良設計保全

TBM・CBM・BMの結果を受けて、MPがある。

はじめに

TPMで最初に躓くのは横文字。

TPMという3文字はよく聞いたことがあるけど、その略称の意味すら調べない人が大勢います。

今日もそんな若手を見かけました。

TPMではTBM,CBM,BMなどの単語が出てきます。

今回は、メジャーではないMPについて取り上げます。

MP≠PM

単語を何となくでしか見ていない人の中には、MPとPMを同一視している人がいます。

単に、記載間違いでしょ?

という安易な思想です。

この2つは明確に違います。

  • MPはMaintenance Prevention、保全予防
  • PMはProductive maintenance、生産保全

PMは保全そのもの

PMとはTPMの原型、つまり保全活動そのものと考えればいいです。

いわゆる保全業務の概念であり、TBM・CBM・BMなどの区分はPMの具体的な手法です。

その意味で、TPM・PMとTBM・CBM・BMを並列で考えることそのものがずれています。

横文字だから同じような意味でしょ?

と考えることがおかしいです。

MPは改良設計保全

MPは保全活動という意味では少し外れた場所にあります。

MPは改良設計保全という位置づけです。

壊れた設備を単に直すだけでは何も進歩しない

原因を調べて、対策を取り、同じ設備トラブルを起こさない

その活動をMPと言います。

昨今の保全では、緊急的に部品交換をすることで対応するケースが多いので、

改良がなかなか進まなくなっています。

メーカーの改良設計がもう限界だからですね。

ユーザー側もメーカーの改良設計任せで、自分たちで何も責任を取れない。

この関係性が問題を悪化させていっています。

PMはTBM・CBM・BM→MP

PMとMPを間違えそうになった時のために、私の理解の仕方を紹介します。

  1. PMではまず保全方式を決めます。
  2. TBM・CBM・BMです。
  3. 保全をします。Mです。
  4. Mで分かった問題を、MPで改良します。
  5. TBM・CBM・BM→MP→TBM・CBM・BMという流れを繰り返すことが、PMです。

TBM・CBM・BMの結果が、MPという結び付けです。

おわりに

MPという概念を知りもせず、疑問に思っても調べもしない機電系設計者・プラントエンジニアがいます。

それも化学会社で10年以上エンジニアリングをしているようなベテラン?中堅?でもです。

こういう好奇心のない人は、今後痛い目を見るでしょう。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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