【フランジ型・ゴム型】バッチ系化学工場の機械設備で使う軸継手の種類

機械保全

NEONEEETです。

この記事は、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアを対象としています。

この記事を読むと、バッチ系化学工場の機械設備で使用する軸継手の種類を知ることができます。

結論

機械設備の軸継手のうち、

フランジ型固定軸継手とゴム軸継手

これが非常に多いです。

はじめに

最初に、機械装置の軸継手の種類を紹介します。

次に、バッチ系化学工場でフランジ型固定軸継手とゴム軸継手を使う理由を紹介します。

軸継手の種類

軸継手は機械装置があれば、かなりの確率で発生します。

その軸継手として、一般には下記の種類があります。

  • フランジ型固定軸継手
  • フランジ型たわみ軸継手
  • オールダム軸継手
  • 歯車型軸継手
  • ローラーチェーン軸継手
  • ゴム軸継手
  • 金属ばね軸継手
  • フック型自在軸継手

非常に多いですね。

化学工場では、フランジ型固定軸継手とゴム軸継手くらいしか使いません!

これで十分です。

フランジ型固定軸継手

フランジ型固定軸継手とは下図のようなものです。

単純にフランジで接続します!

軸そのものは円筒なので、接続する部分がありません。

それを接続するためにボルトナットで繋ぎます。

ボルトナットを通す場所として、「つば」が必要であり、それがフランジです。

これは配管のフランジと全く同じ。

シンプルで確実!

基本中の基本と考えても良いでしょう。

ゴム軸継手

ゴム軸継手は下図のようなものです。

これはフランジ型よりも、効率が悪いです。

ゴムが力の伝達を阻害してしまうからです。

大きな装置に使う傾向が高いです。

なぜなら、大きな装置では軸心の狂いが発生しやすいから。

振動が大きいからと言い換えても良いでしょう。

サイズが大きいほど、誤差は大きくなります。

軸継手では2軸の誤差が小さい方が好まれます。

その方が力の伝達ロスが少なくなるから。

そこに、フランジ型固定軸継手を使っても、誤差が残り続ける可能性があります。

それが運転に悪影響が出ることも。

だから、ゴムを使って吸収しようというのがこの「ゴム軸継手」

その他の継手

バッチ系化学工場ではあまり使わない、他の継手を簡単に紹介します。

フランジ型たわみ軸継手

フランジ型固定軸継手にゴムを挟み込んだもの。フランジ型たわみ軸継手とゴム軸継手の中間。

オールダム軸継手

2軸の中心線が食い違っている特殊な場合に使う。

歯車型軸継手

ギヤカップリングとも言います。歯車は長期的には壊れるリスクがあり、壊れた時の修理が大変。

ローラーチェーン軸継手

これはたまに使います。ローラーチェーンで2軸を結合します。外径が小さいのが特徴。歯車と同じで故障確率が問題。

金属ばね軸継手

金属ばねで2軸を接続する方法。歯車と同じで故障確率が問題。

フック型自在軸継手

2軸の中心線がある角度を持つ特殊な場合に使う。

おわりに

化学工場の機械設備では、とにかく安定性が求められます。

そこではシンプルな構造が全て。

フランジ型継手やゴム軸継手は代表的なシンプル構造。

メンテナンスもしやすいです。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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