【固定・経験・歴史】人や組織の成長を阻害する要因

営業プロジェクト

NEONEEETです。

この記事は、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアを対象にしています。

この記事を読むと、人や組織の成長を阻害する要因について知ることができます。 

成長しない日本

日本は過去20年の間、名目GDPが成長していないと有名ですよね。

これは各企業・各製造業においても同じです。

これまで成長してこれなかった現状に対して、皆が皆諦めていたわけではありません。

時代時代に変化して成長しようと努力をしてきた人たちがいます。

自分の会社の過去の人たちの言葉を見つけてきました。

今回は、過去の人が痛感していた「人や組織の成長を阻害する要因」について解説します。

今の時代でも痛感するような耳が痛い話です。

人や組織の成長を阻害する要因

固定化

4Mの固定

4MとはMan,Method,Material,Machineの4つのMのことですね。

これが固定化されると、成長はしません。

Manは組織の固定と重なる部分があるので、省略します。

Methodは化学反応の方法もそうですが、

仕事の方法の方が固定化に対するリスクとしては一般に高いですね。

DXなんてまさに典型例。

仕事の仕方を見直さず、対面・紙にこだわる人は取り残されていきます。

同じ会社内でもその傾向が徐々に出ています。

Materialは原料の意味で捉えると良いでしょう。

原料が固定化されていると、原料メーカーが廃業したり災害等で生産停止したら、直接の影響を受けます。

これは分かりやすいリスク。

Machineも旧型の設備を使い続けていると、メンテナンスコストが掛かっていきますよね。

組織の固定

人が固定化されると、癒着や不正の温床となります。

その対策として、異動を頻繁に行うのが日本式。

異動に対して興味を持つ社員が多いのは、変化を期待しているからだというポジティブな面があるでしょう。

異動を頻繁に行うと、それはそれでリスクがあります。

大きな組織になるほど、多くの組織を経験しないと全体像が読み取れません。

そのために異動が頻繁に行われ、

どの職場も表面的な部分しか分からない。

という社員が大量に養成されます。

組織をどれだけ固定化するか流動化するか、というのは難しい話です。

タブー・習慣・伝統の固定

化学工場では社内でタブー視するケースはあまり多くはないでしょう。

自社や自部門では解決できないようなタブーなら存在しなくはないです。

それよりは「習慣・伝統の固定」が問題。

  • 昔からこの部門が司会をしていたから、司会はこの部門
  • 昔から紙で配布していたから、今も紙で配布
  • いつでも声をかけて良い環境だったから、会議設定をしない

いろいろありそうですね。

経験主義の誤用

原理的思考の回避

運転部門や保全部門ほど、経験が大事と言われます。

経験しないと分からないような、不確定要素の強い問題が多いからです。

経験が大事だから、理論は不要

という癖の強い人が量産されるのが、これらの部門です。

現象を言語化できず、理論的に解析もできないと

良く分からないけど辞めておこう

という発想になります。

タブー視ですね。

行き過ぎたリスク回避

タブー視と似ています。

過去に危険なことがあったから、とにかく辞めておこう。

この思想は、理論的な思考力を持っている人でも、簡単に陥ります。

化学工場では、人が介在する危険な作業が多いので、

論理的でない人間が起こす問題がかなりの割合を占めます。

だからこそ、論理的な対応ができずに、リスク回避に走ろうとします。

これを無責任と呼んでも良いですが、個々人の問題ではなく組織の問題や人事の問題に結びつけるべきです。

失敗したら即左遷

という風潮が強いと誰もリスクを取りませんよね。

行き過ぎたリスク回避に繋がります。

歴史の忘却

失敗成功に学ぶ学習機能の欠如

歴史を忘れる社員は非常に多いです。

これは2つの側面があります。

  • 歴史のボリュームが多く、学習に時間がかかる
  • 歴史を軽視する。

若手ほど、歴史を軽視する傾向が強いです。

「老害は役に立たない、自分はもっとできる」という自負が強いです。

表立って表現する人は少ないですが、少し話してみると言葉の端々にでる人が多いです。

技能伝承が遅い

歴史のボリュームが多いと、当然ながら技能伝承は遅くなります。

すでに廃れてしまって使えない技能を廃棄するわけにもいかず、

日々の仕事に追われてしまって勉強する意欲も無くなっていく。

こういうケースが多いですね。

最後に

右肩上がりが期待できなくなった日本では、

今回取り上げたような思想すら持たない人が増えていくでしょう。

諦め社員の増加です。

ですが、そこにビジネスチャンスがあるわけですよ。

悲観的になりすぎず、技術・知識を蓄積していけばチャンスはあります。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

コメント

Translate »
タイトルとURLをコピーしました